出版社内容情報
叶木が植物病理学という救いと出会えた日
「人間は理解不能で、脅威だった」
植物病理学者である叶木の少年時代。
両親と暮らしていた頃の暗い思い出。
―― そして彼に起きた奇跡とは?
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『もやしもん+(プラス)』 石川雅之氏、推薦!
植物。菌。
お互い頑張って生きるから
たまにぶつかる、悪意はない。
どうやら人間も同じ...でも
なさそうかもしれない?
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最先端のクライムサスペンス!
静かに潜む脅威と闘う、科学者の物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の竹良氏がXに投稿し、大反響を呼んだ読切「招かれざる果実事件」を収録。
我々が普段手にしている野菜や果物、花・・・すべてが手作業で検査を受けます。
旅行客が何気なく持ち込んだ1個のリンゴが国中を揺るがすこともあります。
空港での植物防疫の仕事は脅威の連続です!
ぜひお読みください。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
6
叶木の過去編。幼い頃から聡明な人だった。❞「科学は神秘を消し去る」…世間ではそう見なされているが…科学こそ、世界を驚きで満たすものだと思わないかね?❞のセリフが良い。空港のエピソードも良かった。そしてこの引き。続きが気になりすぎる。2025/08/05
さとみん
4
叶木の生い立ちが初期のイメージと全く違っていて、牧先生の存在の大きさも私の予想以上だった。あの場であんな言葉を言える真摯な研究者と出会えたことが、「科学こそ世界を驚きで満たすもの」 だと断言できる今の叶木に繋がっていることにホッとした。2025/08/07
じゃすみん
2
「正真正銘の、科学だよ」 教育者の一言が人を救う、素晴らしい瞬間でした泣 と、先生の悲しい過去に泣かされつつも。 ネグレクト母の美貌に納得2025/08/04
asumi
0
話がしっかりしてて面白いな。絵もきれい。完結するまで楽しみだな。2025/08/09
emopit
0
基礎研究の大切さがよくわかる。2025/08/06