角川文庫<br> 冬空トランス

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角川文庫
冬空トランス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041046234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

可愛すぎる名探偵・樋口真由&弱小映画研究部・遊佐渉の名探偵コンビの推理〈目次〉
・動画投稿サイトで注目を集める天才は、絶対に撮影不可能な、驚異の映像を生み出した。果たしてどのような手段で撮られたものなのか。超難関の挑戦を受けた、遊佐渉の答えは?・・・・・・【モザイクとフェリスウィール】
・少女はなぜ4階のこの教室から飛び降りなければならなかったのか? 状況は手首を切って自ら飛び降りたことを示している。しかし、真由は即座に疑念を呈す――自殺とは思えない。・・・・・【冬空トランス】
・完全に閉じ込められた。だが状況は単純だ。縦5m、横4m、高さ3.5mの空間から脱出すればいい。タイムリミットは一晩。追い込まれた真由、決死のリアル脱出ゲームが始まる。・・・・・・【夏風邪とキス以上のこと】
・あの衝撃の消失事件の主役・網川緑の目撃情報が!? 文庫書き下ろしの『消失グラデーション』真の解決編・・・・・・【わがままなボーナストラック】

長沢 樹[ナガサワ イツキ]
新潟県生まれ。2011年『消失グラデーション』で、第31回横溝正史ミステリ大賞「大賞」を受賞しデビュー。双葉社、集英社、東京創元社などで作品を発表。最新作は『幻痛は鏡の中を交錯する希望』(中央公論)、『武蔵野アンダーワールド・セブン 意地悪な幽霊』(東京創元社)。

内容説明

少女はなぜ4階のこの教室から飛び降りなければならなかったのか?撮影不可能な映像はいつどうやって撮られたのか?タイムリミットは一晩。絶体絶命の完全密室から、脱出することはできるのか?屋上観覧車、校舎、放送室…様々な場所に仕掛けられた難解トリックに“可愛すぎる名探偵”樋口真由が挑む。文庫書き下ろし「『消失グラデーション』真の解決編」も収録した、横溝賞“大賞”受賞作家、真骨頂の学園ミステリ決定版!

著者等紹介

長沢樹[ナガサワイツキ]
新潟県生まれ。2011年に第31回横溝正史ミステリ大賞“大賞”を、『消失グラデーション』で受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

62
良い意味で「イマドキ」。エッジが効いていてスタイリッシュ、だけど本格。2016/11/17

ソラ

40
二作目読まずに読んだのでところどころわからず流してしまったところもあったけど面白かった。個人的には真由も好きだが1作目の康が好きだったので消失グラデーションのその後の話は特に良かった。2016/11/07

ゆう

30
いただきもの。シリーズ3作目。内容は前2作の補完的短編集って感じなのかな。このシリーズはこういう人達がこんなにひとつの高校に集まるものか?という疑問が終始付きまとったなぁ。部長…ここまでくるとすごいわ、ちょっと引く(笑)裏の説明に“可愛すぎる名探偵”樋口真由ってあったけど、そんな冠あったのか。2017/04/06

インド

28
樋口真由消失シリーズ第3弾!映像に移る矛盾から事件を解決していく本格ミステリ!映像や上面図に頼るミステリは読みながら記憶を掘り起こすので、やや体力のいる物語ではあるが、とても満足した。前作よりもスピーディーな展開でたることに加え、過去作品に登場した人々もキーパーソンとして活躍して、エンタメすごすぎ!遊佐と樋口とヒカルの3人による頭脳戦は、先の読めない展開でわくわくした。そして初作「消失グラデーション」の真の完結編は最後まで謎は残るけど、納得のいく終わり方だった。2017/11/06

ちゃんちゃん

21
なんでだろう、再読。2016/12/31

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