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出版社内容情報
伊豆に異変アリ!新九郎にも影響、大!!?
伊豆の堀越公方・足利政知は、
将軍になれなかった息子・清晃を京から呼び戻すように、
執事・上杉政憲に命じる。
しかし、伊豆の有力国人たちが次の当主として推すは、
もう一人の息子・足利茶々丸。
主と国人らの間で板挟みになった政憲は、
ある覚悟を持って、茶々丸を幽閉するがーーー
執念の双子……京で将軍の座を狙う弟・清晃、
そして、兄も望むもののため、立ち上がる。
彼らを取り巻く不穏な波紋は
やがて新九郎の運命を翻弄する大波となる!
【編集担当からのおすすめ情報】
本格室町大河、20集目前の第19集!
これまでお城の石垣のように一つ一つ丁寧に積み上げてきた
室町の歴史と伊勢宗瑞の人生が徐々に絡み合う様子は
まるで目の前で「歴史」そのものが紡がれているようです。
応仁の乱からの残る遺恨。
旧世代が表舞台から去り、
新世代が立つことによる変化。
そして変わらない権益への執着。
それらすべてを見聞きし、時には巻き込まれてきた
主人公・新九郎の人生が大きく転換する「あの日」までの
カウントダウンが始まる最新刊です!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
40
茶々丸の乱か・・元服もして無いのに国人の反乱に担ぎ上げられて歴史に名を遺したと思うと。何とも言えなくなる。そして所領を茶々丸に盗られた新九郎は駿府へ赴き、、竜王丸が縦に伸びてヒョロヒョロになってる!wそろそろ元服だな。2025/03/12
Toska
36
ゆうきまさみが足利茶々丸を表紙に描く。こんな21世紀が来るとは思ってもみなかった。無論、15世紀の無茶苦茶さには到底かなわないのだが。何しろ、茶々丸のアレが普通の「家督相続」と認められてしまうのだ。ただ考えてみれば、新九郎が小鹿新五郎を討ち取り龍王丸に今川を継がせたのも似たようなやり口だったわけで…自力社会、おっかない。関東の喉首にあたる伊豆という土地の剣呑さもよく分かった。2025/03/18
くさてる
29
19巻にいたって、とうとう新九郎覚醒か、という雰囲気が高まるラスト。それにしても室町ってほんとによく分からないのですが、このよく分からない政治的駆け引きで動く人間関係をするッと読ませてくれるゆうき先生の漫画力はさすがです。しかしそれにしても、うわー茶々丸……。2025/03/24
mahiro
29
伊豆で茶々丸が蜂起し事態は動く。新九郎は東国に勢力を注ぐ為東荏原を手放すという苦しい選択をする。1巻巻頭の鎌倉公方御所襲撃まであと数年になった。弟弥次郎が久々に登場、作品上には姿を現さなかった気がするけどちゃんと交流はあったのね。これから兄の片腕的存在になるのかな。2025/03/19
aisu
28
1巻冒頭に向けて伏線を回収しつつ物語が収斂していくのが面白い。色々な事がつながっていくのですね。2025/03/14