出版社内容情報
異国の地で試される女王の知略！
倭国の太平のためには、中国の魏・呉・蜀
――三国のいずれかの庇護が必要と考えた
ヤノハは、一行を率い、自ら朝鮮半島に渡る。
そこで知り合った在韓倭人・ゴリの案内で、
三大国家への倭国の謁見をはばむ
公孫一族の住む遼東郡・襄平へと向かう。
異国の地で、ヤノハの策は通じるのか――
彼女が放った一世一代のはったりとは……!?
その頃、暈国では、幸せだったニニギの
人生が、一瞬で崩れ去る悲劇が勃発……！
ヤノハの血を継ぐ彼にも、波乱が訪れる!?
【編集担当からのおすすめ情報】
神秘の力を持つ本物の「日見子」を殺し、
「偽物の女王」として生きる覚悟を決めた主人公・ヤノハ。
この全く新しい卑弥呼は呪術ではなく兵法を駆使し、
敵や味方、時に読者さえも欺きながら、
権謀術数渦巻く古代日本を
逞しく生き抜いていきます。
倭王の称号を得るため、海を渡ったヤノハを
待ち受けるものとは？
そしてニニギの運命やいかに！
読めば唸ること必至の真・邪馬台国物語！
人々を翻弄し、運命に翻弄される女王の物語を、
ぜひご覧ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takumi
2
ちょっと読み進めるのがしんどくなってきました。トンデモな感じと私の信じる歴史観と大きく離れてきたからかなぁ。ちょっとの違いは楽しいのに難しいわ2025/09/09
笠
1
4 新刊読了。遼東太守の公孫淵に虚偽の援軍を約束して魏への反乱をそそのかし、ミッションコンプリートで倭に帰国。卑弥呼が不在の倭では、日下が出雲を実質的に吸収しようとしていた。この辺は全然聞いたことない話だが、そういう伝説とか文献があるんだろうな。能見の宿禰って、相撲の能見宿禰？？そこまで強そうには見えんが、時代的には合わないとは言い切れない。ニニギ（というかナツハ…というか犬）が地震を言い当てて、ヤノハに対抗する日見彦として祭り上げられそうな展開。ナツハ、しゃべれるんかい。ミマアキの忠誠値大丈夫？2025/04/26
ヒトコ
0
表紙のニニギが可愛い。色々災難にあうけどパパとイヌたちが見守ってくれてるのね。名前からしてそうだけど今後活躍しそう。でも困難もあるんでしょう…。 三輪山が御神体として祭られる起源をそう解釈するのね、すごい！ 2025/04/23
