出版社内容情報
喪失を経て新たにつかむ音。最注目音楽漫画
かつての天才少年・奏は
ジストニアという難治性の病を抱え、
左手の奏者として再起する。
あの頃の友であるピアニスト・真琴と
出会えたから芽生えた気持ち。
「聴いてほしいんだ、新しい俺のピアノを――」
喪失が新たな希望を紡ぐ、音楽×青春物語。
・・・【ご推薦の声】・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは、痛々しく美しい、あなたの青春の物語だ。
ピアノの前の絶望と挫折。
失われてしまった、言葉も涙も。
でも、声が聞こえてくる。
音が聞こえてくる。
顔を上げる、ゆっくりと。大丈夫。
見開きのページいっぱいに、光、
音楽が流れている。
萩尾望都(漫画家)、称賛!
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★メディアご紹介も多々
TBSテレビ「王様のブランチ」
「月刊ピアノ」(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)
TOWER RECORDS「intoxicate」
【編集担当からのおすすめ情報】
第2巻収録のエピソードに、主人公の奏が静かに泣くシーンがあります。
もうここだけでも読んでください!と強く強くお伝えしたいほど、
音楽が与えてくれるあたたかくて切ない時間がそこに流れています。
この至福をぜひ味わってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
4
主人公が周囲の善意によって己の殻を破った後に、“運命”と邂逅する的な感じで興奮する。2024/11/23
乗合自転車
3
左手だけでの演奏。それでも確かにピアニストとしての復活への一歩を記した。次巻で完結とのこと。どんな結末を迎えるのか。2024/11/12
きむたん
0
左手だけで奏でる、そこに光を見いだした奏。絵理さん、上司の庄司さん、優しい大人たちから見守ってもらって背中を押してもらって、奏はまた弾く楽しさ、聴いてもらえる嬉しさを経験することができた。そして「俺の音楽がまた響き始めた。左手のピアノで」マコトも奏の音を見つけた。ふたりの音が楽しみ。2025/04/25