出版社内容情報
新章突入!トーシローが生まれた謎とは!?
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。
しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、
わずかな酸素を作り出して生き延びていた。
そんな世界で貧困に喘ぐトーシローもまた、霊花になることを選ぶ。
霊花になるまでの時間を豊かに生きようともがくトーシロー。
そんなトーシローの前に、完全に「霊花」となっても動き回る
アイヴィーが現れる。
アイヴィーとの激闘を終え、転花院にも束の間の平和が訪れる。
しかし、九大博士から課せられた指令により、
ヨミコはトーシローを転花させた科学者を見つけようとする。
その謎を追ううちに、ヨミコは新たな事実を知ることになる…
【編集担当からのおすすめ情報】
圧倒的な画力と秀逸な設定で表現されるのは、現代にも通底する「格差」と「貧困」の問題。舞台は100年後の未来ですが、今を生きる人にこそ読んでほしい物語です。絶望の世界であてもなく生きていくのか、植物となり残りの生に豊かさを見出すのか、人々に突きつけられる究極の選択に注目ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イヌヌモー
1
今回敵側に悲壮感漂ってて少し可哀想に感じる。新キャラもまた魅力あるキャラで素晴らしい。2025/03/14
Dー
1
セントラル側vsヨミコ一派だと思ってから、第三勢力が入ってくることで更に面白い展開になりそう。四水も雪間も鏑木も魅力的…それにしてもヨミコが調査してる寺院で言われた極楽浄土の風景って思いっきりアイヴィーとトーシローがみた景色に似てるよなと謎が謎を呼ぶ。帯に書いてあった八束アキラの選択って…まだまだ途中だと思うのでどんな結論だすのか気になります。2024/10/06
電柱
0
わたしはうずくまるために漫画を読んでるのか?2024/11/02
ooooo0000ooo
0
近未来ファンタジー。 九大博士派とセントラル派の水面下の動向が交互に進んでいく。どちらの陣営にも嘘を見破れる人物が所属しているのも気になる所。 仏教的な死生観と転花が混じり合った思想の話が出てきたが、実際に転花というものがあったら確かに混ざるだろうなという現実感があって迫力を感じた。 お話としては叶野とリャンが会話するだけの「荷物」の話が陰影を意図的に使っている感じがあって好みだった。街灯が照らす場所に飛行機とリャンを置いて、叶野は暗がりに向かうのかなどと思った。2024/10/30
かな(^^)よ
0
☆4.02024/10/18