出版社内容情報
日本医療業界の深い闇へディープダイブ！
病院経営を強引に牽引してきた白栖総合病院・白栖医院長だったが、未成年淫行の発覚、コロナ補助金の不正受給、さらにはファクタリング詐欺で検察に逮捕された。
裁判の長期化を狙い、高額なタイムチャージで稼ごうとする顧問弁護士・相楽。
債権回収として病院に押し寄せてきた事件屋・有馬。
じっと様子を伺う反グレ・壬生。
それぞれの思惑を秘めたまま、病院が持つ利権を手に入れるために高度な頭脳戦がはじまった！
病院は一体、誰の手に落ちるのか？
混沌とした医療業界の深い闇に弁護士・九条が挑む！
【編集担当からのおすすめ情報】
病院の顧問をつとめる拝金弁護士・相楽と真っ向から対立する九条弁護士。
衝突は必至！摩擦熱は爆上がり！
全国に約18万あるといわれる医療施設――――
健全な運営をしている病院もあれば、利権を悪用され続ける病院も数多く存在するという。
九条弁護士が立ち向かう闇は想像よりも深く暗い……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
33 kouch
30
病院の院長のイメージが益々悪くなる…不正、淫行、挙げ句に人に罪をなすりつける。今だけ、金だけ、自分だけ。事件屋に蝕まれても仕方ないか、と思ってしまう。宇治や壬生に右な思想があるなんて…ここが彼らの正義か。あの強烈な悪をやり遂げるにはやはり背景に信念がないと出来ない。この漫画は読者の正義をとことん揺さぶってくる。だから面白い。2024/08/04
もちもちかめ
18
次は12/26発売。年末にこの物語の続き、誰が読みたいのか。小学館も時期を少し考えてほしい。冬は特にうつ傾向なのに。フンス！九条先生がケンカ強い設定なの後出しジャンケンだなあと思いましたが、男子的には当然なのかも。いざとなったときにどうするか考えるのは、こんな因果な職業人なら当然のリスクヘッジかも。宇治くんはぜったいウシジマくんなので、最後まで残るヒーローは九条先生か烏丸先生じゃない可能性が出てきたぞ。有名で有能なコンサルだけどもしかしたら反社かも、という示唆が怖い。そうなの？2024/11/17
パンダプー
12
病院経営って医者には無理だよね2024/07/30
lily
11
「本気で組織を守りたいなら、尻尾を守らなければならない。」生命の値段編継続。白栖委員長のクソっぷり全開で、壬生や宇治に加え相楽弁護士や事件屋の有馬などハイエナがうじゃうじゃたかる状態に。「開業医の既得権益を他人に譲る馬鹿ぎどこにいる」と医院長は宣うが、もう火の車の極地なのでは…病院の行く末がどうなるのか、次巻も楽しみ。2024/10/10
koishikawa85
5
最初はウシジマくんに比べるとはるかにつまらないと思っていたのだが、通してよんでみるとだんだん面白くなつてきた。最後に壬生と対決する流れになりそう。2024/08/29
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