出版社内容情報
最強大学生がバブル日本の悪を斬る!
キラタケトはちょっと変わり者の大学生だが、その正体は
不明…人並み外れた嗅覚を持ち特殊な武術の使い手で、
とある人物の紹介で探偵・高平と組まされ様々な事件に
挑むことに…日本がギラギラしていたアノ時代、
その輝きの陰で跋扈する「悪」と戦う男たちがいた―――
【編集担当からのおすすめ情報】
『ギャラリーフェイク』や『ダブル・フェイス』など、
幾多のヒット作を生み出し続ける超実力派・細野不二彦の最新作!!
今回はバブル期の日本を舞台に、懐かしいカルチャーを
織り交ぜつつ、数々の謎と胸のすくようなアクションで見せる
極上エンターテインメントです!!皆さん是非ご高覧ください!!
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- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
映画『キングスマン』からインスパイアされたと思われる『バブルザムライ』。そのタイトルが示すように、バブル期の日本が舞台となっている。主人公に秘密があり、といった設定は、いかにも細野不二彦なのだが、そこにバブルという時代背景が加わると、さらにらしさに拍車が掛かるのが面白い。当時の世相を積極的に取り込み、あの時代を知っている読者には懐かしさが、知らない世代には新鮮さと驚きを提供するはずだ。2024/03/10
kenitirokikuti
9
ビッコミオリジナルのシリーズ連載「サキュバスの妻たち」でひさしぶりに細野不二彦を読み、最新作にも手を伸ばした。えーと、ギャラリーフェイク掲載はビッコミ増刊号で、本作は無印ビッコミである▲80年代の東京を舞台にした広義のスパイもの。ビッコミ系のマスターキートン世代なので、するっと読めますね。2024/09/08
KDS
4
しばらくの間ハマる作品がなくて遠ざかっていた細野不二彦の最新作。舞台は1985年、タイトルにもあるようにバブル期の真っ只中。令和の現在にあえてこの時代を舞台に選んだ意図はなんなのだろう。主人公の吉良武人は大学二年生なので、1985年に大学一年生だった自分とはほぼ同年代ということで感情移入がしやすい。今の若い世代からすると奇異に思えるシーンもあるだろうが、自分からすると「あぁ、そうそうこんなだったな」と共感できることが多くて懐かしく感じる。傘に仕込まれた杖を自在に操る武人の技にはスカッとさせられる!期待大!2024/03/02
ましたひ
1
バブルは遠くなりにけり2025/03/18
蝉、ミーン ミーン 眠ス
0
なんやかんやあって恋とゲバルトとリンクする展開にならないかなあ2024/03/01