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出版社内容情報
*お支払いは各配本毎となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
62
いろんなカメラが登場する。未来から来たヨドバ氏がセールスする不思議なカメラ。過去を写したり、ミニチュアを作ったり、夢を写したり、…。巻末には、藤子・F・不二雄のカメラへの思いを綴った一文も。当時としては、夢のようなカメラたちだが、現在から見るとAI技術で出来てしまうようなカメラもある。時代の進化とは凄いものだ。それでも写真には、撮影した人の心が映し出されていることには変わりがないように思う。2025/08/07
かんがく
8
不思議なカメラを題材にした話が多い。カメラのモノを写すという側面をズラして被写体が時空を超える一方で、カメラの写真を作り出すという側面をズラして立体物や呪いの道具を作り出すという発想にわくわくした。2023/08/17
猪子
5
カメラを中心にお話が進んでいく、ヨドバ氏シリーズは初読みでしたが、かなり面白かったです。私の心から消え去ることのない『ある日……』も収録。この短編を読んでから毎日をなるべく悔いなきように生きようと思ったんだよなぁ。2023/09/04
seisho16
4
息子に終章を読んでみてと勧められた「藤子不二雄SF短編、全作品収録の決定版」の5巻を読んでみました。そこは、終章に限らず全部一気読みで。 ヨドバ氏がセールスする様々なカメラが登場し、多くの人を救って?いきます。藤子•F•不二雄さんの視点や先見の明を含め、やはり物すごい人だったのだなと気づかされました。10巻すべてを読みたくなります。2024/10/20
スローリーダー
2
目の前にあるものを定着しそのものを記録するカメラ。発明された当時は写真そのものがSFだった。魂が抜かれると当時の人達に畏れられたりもしたという。著者はそれを上手く使って色々なバリエーションを作品にした。スマホやホログラム、メタバースや写真の加工技術の進化で現実が藤子・F・不二雄に少しずつ近付いていくようで興味深い。2024/06/26