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出版社内容情報
京での疱瘡の流行…受難が続く新九郎だが?
那須の姫、つるとの淡い初恋は儚くも散り、
傷心の新九郎。
しかし、その傷も癒えぬうちに、
京の都で怖ろしい感染症・疱瘡(天然痘)が流行し始める。
そんな疱瘡が猛威をふるうなか、
新九郎の弟・弥次郎が高熱で寝込んでしまう。
必死の看病をす義母・須磨。
新九郎は収穫期を終え次第上洛しようと
領地経営に励むがーーーー
【編集担当からのおすすめ情報】
既刊続々重版!
これまであまり描かれてこなかった室町時代に
各所から絶賛の嵐!!
・応仁の乱って結局どうだったの?
・領地経営ってどうしてたの?
・当時の人は「名前」で呼ばないって本当?
などなど…
派手な戦だけじゃない
「歴史」の面白さに読めば読むほどハマること間違いなしです!
まだまだ追いつける!
まとめ読み推奨です!!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
85
前巻の終わり方があれだっただけにさぞやと心配したが、すぐに別の大変な出来事が起きてそれどころではないという状況に。まさに奔りっぱなしの新九郎(後の北条早雲)。気が休まらない状況が続くが、その分、その事がどんどん彼を成長させる。政治のいろはを覚え始めるが、宗全との碁の対決は彼らしい真っ直ぐな行動だと思えた。春王(義尚)に聡明丸(政元)との関係が高まり、さらに世代交代も。つる殿の件はいずれまた何かありそうな感じかな。次回予告を見るとついに駿河へ向かう話が。どんな展開を見せるか期待して次回を待つ。2021/05/15
鱒子
58
友人本 応仁の乱末期の疲弊した京。そこでは、追い討ちをかけるように流行り病が。——御台所 日野富子が、一方的な悪女として描かれていないのは好ましいです。2022/07/26
sin
48
失恋の痛手に構う暇も与えられず世の中は動いていく…都では度重なる疫病に疲弊し、戦も硬直化するなか領地を離れた新九郎は和解の伝を手繰って敵地に潜入するがいまだ時期尚早でからくも窮地を逃れる嵌めに陥る。各々の思惑のなか生真面目な新九郎は徐々に信頼を得てその存在感を印象付けているのは確かで、時代が彼を表舞台に近付けて行く流れを感じた。2021/05/16
Book Lover Mr.Garakuta
45
一つもがな、人間関係も、複雑になり、思うようにはいかぬご時世。いやはや新九郎にふさわしい女性が現れる事を願いつつも、様々な人間関係の軋轢つぶれない様に為って欲しいですね。歴史に明るく無いので、この手の漫画は歴史の勉強にもなるので楽しいです。2021/05/18
くさてる
39
疱瘡と麻疹という流行の病が都を襲う。新米領主として奔走する新九郎にもその影響はおよび……という展開。毎回のことながらまったく馴染みのない時代で入り組んだ政治の話がメインなのに、するすると読まされてただ面白い。ゆうき先生の漫画力のなせる技、なんだろうなあ。続きが楽しみなマンガです。2021/09/18