出版社内容情報
野田 宏[ノダ ヒロシ]
原著
若松 卓宏[ワカマツ タカヒロ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
37
帯にもある「君のように大きな声で立派なことを言う人間が、僕は大の苦手だ。」という台詞が刺さる。嫌いじゃない、苦手。このセンセー、実は結構良いこと言ってる。自殺願望が強すぎて見えないだけ(苦笑)。小さな勇者の育った孤児院を救い、砂漠を越えて憂鬱の堕天使が侵攻するドワーフの国へ。敵対する召喚者たちのチートな能力は少々息切れしてきたようだが、物語はちょっと持ち直した感じ、なかなか楽しい。さぁ、次は誰を救うのかな!カルモチン∞も手に入れたことですし。2021/02/13
まふぃん
15
魔女と呼ばれても見守ってくれていたり、弱い人かと思っていたら強い転生者だったりと、見た目の思い込みに惑わされたらいけないな。2021/07/14
わたー
15
★★★★☆センセイが命より大切にしている業務用催眠剤カルモチン。現世から持ち込んだそれが尽きたことで失意に暮れる彼が出会ったのは。堕転生者に支配され、カジノと麻薬に浸食された村で、誰からも蔑まれながらも住人たちを陰から守ってきた女性だった。彼女の真実をセンセイが村人全員に語って聞かせるのは、彼のキャラ造形的にちょっと疑問符がわいたものの、善も悪も立場によって容易に入れ替わるという理論は非常に「らしい」なと膝を打った。次なる敵は「強欲」の二文字を関したセーラー服姿の人物。センセイの活躍()に期待したい。2021/02/12
じゃっくすけりんとん
4
★★★★☆2023/08/28
のんの
2
世界樹の話、結構好きだ。踊り子で反応したのには笑った。「カルモチン∞(エターナル)」を手に入れられてよかつたな。2024/02/13