出版社内容情報
障害者像のステレオタイプを覆す衝撃作!
交通事故により失明した山崎は、ブラインドマラソンと出逢い、絶望の淵から這い上がった。
新たにサキを仲間に加え、再出発したチーム山崎。
ますますマラソンへの熱量が増す山崎だが、思わぬ形でチームの絆が試される時がやって来る。
不安、嫉妬、悔しさ、闘志、友情・・・
様々な感情がぶつかり合うなか、ついに舞台は初のフルマラソンへ――
胸を打つ、伴走マラソン漫画!!
【編集担当からのおすすめ情報】
障害者が抱える痛みや葛藤、そして見出した希望を描いた作品で、そのリアリティから数々の視覚障害者関連団体の推薦も受けています。
また、第5集は青年コミック史上初、触って“見る”特別仕組みのカバーつきです!視覚障害者の方はどのようにして絵を”見る”のか、触って体感してみてください!
香川 まさひと[カガワ マサヒト]
原著
若狭 星[ワカサ ショウ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひまわり
7
表紙の触察カバーがナイスです☆☆☆☆☆実際に走っているものとしては,山崎や伴走者の成長ぶりに突っ込みを入れたくなりましたが,伴走漫画として読む分には面白かったです。2018/12/09
Yuka
4
パラスポーツ漫画で1番好き!パラスポーツ漫画としてというより漫画としてすごく好き!!この漫画は毎回言うけど、本当に多くの人に読んで欲しいです。 いよいよ本格的にブラインドマラソンを始めるか?!というところまで来たチーム正太郎。この先、競技レベルがどんな風に上がっていくのか、周りの人間関係もどうなっていくのか…試合前でも試合のためだけを考えて過ごせないのはすごくリアルで、手触り感のある内容に思わず今回も感情移入してしまいました。 今回の表紙カバーは触察カバー。絵が立体的に感じられるカバーを作るのは画期的!2018/11/30
くるり(なかむらくりこ)
0
いよいよ初フル挑戦で話が一気に動きだす局面なのはわかるけど、既巻にくらべてちょっといろいろな面でリアリティが薄れちゃったかなあ。ただ、目が見えなくなって遠くのことは距離的にも時間的にもどうでもよくなったけど、マラソンと出会って42キロ先が「見える」ようになったという山崎の言葉は、とても印象的。あと、「ましろ日」って、そこからきてたんだ!とすっきり(笑)2018/12/28