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出版社内容情報
溶けても人は救える。話題沸騰バイオホラー
ヒトモジ保菌者が強いストレスを抱えると、
身体が溶け、“粘菌人間”に変質してしまう世界。
ヒトモジ発症者の運命は、2つに1つ――
身体を硬化させ、胞子を飛ばして死亡するか、
ストレスを軽減して溶解し、変形前のきれいな身体で生還するか。
ストレス原因を特定、軽減し、
ヒトモジ発症者の命を救うべく最善を尽くす田丸ら粘菌CC。
だが、田丸は、かつてないヒトモジ症状の異変を
目にしてしまう――衝撃最新刊。
【編集担当からのおすすめ情報】
「ストレス社会」と言われて久しい、現代日本。
そこでの人間関係の難しさに起因する
誰もが抱える“ままならなさ”の心理を巧みに描く本作品は、
圧倒的なリアリティーと奥深い人間描写、予想できないスリリングな展開に、
「全く同じストレス体験をしたことがなくても、感情移入ができる」
「ストレス社会だからこそ、ヒトモジ現象があってもおかしくないと感じる」
「いじめやハラスメント、新興宗教の2世信者が抱える葛藤など、現代社会の暗部や人間関係の中で生まれる融通の利かない心理を詳細に描いていて、とても面白い」など、「ビッグコミック」読者から強い支持を受けています。
ディストピアものの傑作『イキガミ』、民主主義を問い直す問題作『デモクラティア』の作者が新たな地平を切り拓いた、心解き放つドラマティック・バイオホラーをぜひお読みください。
間瀬 元朗[マセ モトロウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
1
感想0ですか。そんなに売れてない?。イキガミのヒットが遠い昔に感じてしまいます。シリーズ連載なので待望久しい第2巻となりました。シリーズ第3弾の表題は『自由への意思』。イキガミから継続される心を揺さぶられる極限の人間ドラマの緊張感は流石の一言。カルト教に洗脳された親子の生き方について描かれているのだが、頑なに教団を信じ抜く親と、自由への疑問を持ち始める子、説得を続ける老導司、それぞれの考えが真っ向からぶつかり合うラストには震えた。自由は誰にも平等にあるはずだ、何人たりとも奪ってはならないと思いました。2018/09/27
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