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出版社内容情報
一触即発のW主演舞台!!
「もっとだ。もっと引き離してやる、
三ツ谷御幸…!!」
ゴッホとゴーギャン、W主演の舞台。
アティカスの魔手により御幸が
まさかの窮地に…!!
感情を大爆発させ迫り来るアティカスの猛攻に対し、
御幸の打つ手は…!?
二人の役者が激突したその時、舞台上に魔境……出現!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
10
天才御幸が、共演者の凡人を芝居のために肥え太らせてから『解体』していく様が描かれる。板の上でも外でも相手を踊らせて、相手を壊すための的確な言葉を選ぶ様は魔王然としていて御幸劇場といった感じ。やはり彼と拮抗出来るのは誠のみという流れになりそう。2023/12/12
aisu
9
ゴッホとゴーギャン編。まあ、御幸が無双なのはわかってたから心配はしてなかったが…。2024/07/05
さとみん
7
前巻のラストでアティカスにも勝ち目がある?と思わせた後の御幸が本当にエグい。潰すってそういう方向か…。アティカスが多少は戦える相手だったのが裏目に出てるとしか見えないが、もう限界なので次巻は代役の出番かな?そんなエグい戦いと並行して「この始まり方、懐かしい!」という演出で、今回も誌上観劇させてくれるのが本当に楽しい。天戸は今回もお気の毒。2023/12/15
うさぎや
5
すべて御幸の計算通り……!2023/12/16
真霜
4
圧倒的な力量で「役」を生きる、鬼才・三ツ谷御幸劇場の開幕。彼からの「助言」により格段に存在感を発揮するアティカスはその勢いのまま、更なるスターダムへの階段を駆け登ろうとします。突如、御幸の身に起こるアクシデントによりアティカスは己の勝利を確信しますが、ここからが怪物の真骨頂でした。ハンデを物ともせずにゴーギャンとして舞台に立ち、観客の心を鷲掴みにする御幸に反して板の上に乗るのはゴッホではなく自分自身なアティカス…。さり気なく演劇理論を展開させる誠の実力の高さもサラリと光っていました。2023/12/23