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出版社内容情報
女子高生と雑草が「息吹く」、青春部活物語
高校一年の春、ゆかりはまだ夢中になれることを見つけられていない。
自分のことを「青春不適合者」かもと感じている。
そんな中でであった徳田みみ=ドクダミちゃんは、校内の雑草を愛でまくりで、「雑草研究部=ザッケン」を復活させたいと思っていて…!?
新進気鋭の映画監督・上村奈帆による初の漫画原作。
さらに、東京都立日比谷高校雑草研究部が取材協力!
植物の知識も自然と深まる「学べて笑えてちょっぴり泣ける」エンタメストーリー、芽吹きの春の1巻!
小学生から読めるように、コミックスは総ルビ・完全版で作成しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
雑草研究部、実際に存在します。
彼らの活動を取材で見学させていただいている間、とてもワクワクしました!
足下に広がる植物たちの世界を研究する高校生たちを丁寧に物語に紡いでいるのは、『蒼のざらざら』、『書くが、まま』の映画監督・上村奈帆氏。
その原作を、植物の細部にまでこだわって作画しているのが、アーティストとしても活動盛んなプクプク氏です。
また、自然農の実践家でもある中尾佳貴氏に植物監修をしていただいています。
読み終わった後、外に出て雑草を観察したくなる。心を動かす作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
10
「世界は雑草(たからもの)で溢れています」。 夢中になれるものがない、自らをはじめとする「青春不適合者」と認める主人公の前に現れたのは、雑草に並々ならぬ思い入れを持つ同級生。彼女たちは「雑草研究部」の復活に向けて奔走する。 折々に語られる雑草の知識に重なる青春が眩しい。 巻末には、日比谷高校の雑草研究部への取材の様子が描かれ、こちらも楽しい。 ときわ書房志津ステーションビル店のオススメで手に取り、大当たり(^-^)2023/10/23
にがうり
9
ザッケン? と思ったら雑草研究会。へえええ〜。都立日比谷高校に実在する部活がモデルのようです。大人になって、植物が好きってわかった今は、そんな部活があったら入りたかったと思いますが、理科アレルギーだったリアルの高校時代は、誘われても絶対入らなかっただろうなあ。部活は、運動部でスポ根するものだと思ってたし。高校生で雑草のよさがわかるって、人としてできてる気がする。このあと、どんなふうに成長していくのだろう。朝ドラで牧野富太郎博士も控えているし、今年は雑草界隈が盛り上がりそう。2023/02/22
さっちゃん
8
顧問が定年退職して廃部寸前の雑草研究部再生と部員たちの成長の物語。全4巻のうちの1巻目。一年生のゆかりは高校生活の意味に漠然とした何かを感じて「このままでいいのかな」と思っていた。そんな時に出会ったみみに付き合ううちに雑草研究部に関わっていく。みみの真っ直ぐな主張に、悩む担任と賞を取れない部活動など必要ないと言う教頭、その間にあって部活動とは何なのか、勝たなければ無意味なのか、好きなだけでは駄目なのかと揺れ動くゆかり達。雑草研究部は復活出来るのか?東京都立日比谷高校雑草研究部取材漫画併録。活動は次巻から。2023/08/01
きのと
2
こういうのもわりと嫌いじゃないんだよね2022/07/30
乗合自転車
2
雑草研究部。あまりにニッチすぎる部活故廃部寸前だったが部員と顧問を手に入れて正式な部として認められる。今後もこの調子で雑草の蘊蓄を展開していってほしい。でも東京には実際に雑草研究部という部活が人気を集めている高校があるそうで…2022/05/05