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出版社内容情報
ひとりじゃ手に届かない事も、ふたりなら…
キンモクセイ香る季節。
忘れようとしても、逃げようとしても、
この季節になると必ず思い出してしまう母の事。
八重とふたりで訪れた母の故郷で、
善一郎が手にしたのは、母が残した一通の手紙だった。
一杯のお味噌汁が紡ぐ家族の物語、最新刊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
7
「おとしいも」の繋がりが良かった。短い期間ではあったけど、息子の根っこを作れて良かったねお母さん。2022/05/04
チューリップ
5
善の母方の親戚に会いに善と八重は京都へ向かう。京都の話がメインなので読んでいたら自分も京都に行きたくなった。善の母親が自分は長く生きられないって分かっていて善に手紙を書いていたのにグッと来た。思い出は薄れてしまってもちゃんと善の仲には母親と過ごした時の事が残っているんだなと感じられて良かった。2022/08/20
みやしん
5
京都篇スタート。亡き母からの手紙が涙を押し出す。旅が必ずしも新しい引き出しを開けてくれるとは限らない。しかし、何かしらの窓が開き心の換気はしてくれる。女教師はエエこと言うなあ。2022/05/29
リース
3
試験会場で泣きながら読んでしまった(笑)2022/04/12
はずみ
2
善のお母さんからの手紙。たとえ忘れてしまったとしても、母との思い出が現在の善を構成している。苦手なものもすきなものも全部繋がっている。お母さん、初恋の八重ちゃんは今も善のそばにいるよ~。2024/02/17