出版社内容情報
大切なことは、全部子ども達が教えてくれる
30代半ばにして、圧倒的な子どもの「成長の事実」を示し、全国から注目を集める大阪市の小学校教師、金大竜(キム・テリョン)氏の最新刊。テーマは、「気になる子」の指導です。自閉症スペクトラムの子、場面緘黙の子、感情をコントロールできずに暴言を吐く子、集団生活が苦手な子、運動が極端に苦手な子等、さまざまな「気になる子」たちに真摯に寄り添い、少しずつ伸ばしていく過程に生まれる「魂のふれあい」のエピソードは、教育関係者ならずとも涙腺が緩む、感動的なものばかりです。「教師にとって大切なことは、全部子ども達が教えてくれる」「子どものことはわからない。そこから子ども理解を始めよう」など、全国の教育関係者の背中を温かく押してくれる、珠玉の言葉に満ちた一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
「超実践家」とまで称される金大竜氏による、渾身の最新刊をお届けします。本書で紹介される子ども達のエピソードを読んでいると、いつの間にか、温かい涙が頬を伝っていることに気が付きます。以下に、キム学級の子ども達の言葉を、いくつかご紹介します。
「自分がみんなの役に立てているなんて、思ってなかったです。でも、みんな、僕がいて良かったって言ってくれて、感動しました」。
「先生は、今まで会った中で、一番良い先生!」。
「これだけ仲間が頑張っているなら、僕も頑張らなあかん!」。
「先生を前と比べてみると、上からだけど、とても良くなったと思います。それはなぜかというと、怒ったあとに、1日以内で謝っています」……。
ぜひ、この感動を共有しましょう!
金 大竜[キム テリョン]
著・文・その他
内容説明
30代半ばにして「圧倒的な子どもの成長の事実」を示し、全国から注目を集める小学校教師・金大竜が、発達障がいを抱える子、感情を抑えきれない子、いじめられている子等、さまざまな「気になる子」「苦しんでいる子」に、いかに寄り添い、伸ばしていったかを淡々と綴った一冊。思わず涙が溢れるエピソードも満載です。
目次
第1章 「わからない」から始める子ども理解(子どもと向き合う時に心に留めておきたいこと)
第2章 家庭に「しんどさ」を抱える子ども達(忘れ物の多い子;宿題を忘れてくる子 ほか)
第3章 一人ひとりの凸凹を生かす教室(自閉症スペクトラムの子;つい、感情的になってしまう子 ほか)
第4章 苦しんでいる子ども達に寄り添う(徒党を組んで、特定の子をいじめる子;教師の思いに苦しんでいる子 ほか)
著者等紹介
金大竜[キムテリョン]
1980年大阪市生まれ。日本一ハッピーな学校をつくることを夢見る小学校教師。30代半ばにして、圧倒的な子どもの成長の事実を示し、全国各地のセミナーで講師を務めている。教育サークル「教育会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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江口 浩平@教育委員会
epitaph3
jotadanobu
Ta
ジャーマン♪