教師花伝書―専門家として成長するために

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教師花伝書―専門家として成長するために

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098373840
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報

実践例を基に「教師の有りよう」を考える。

本書は、世阿弥の「風姿花伝」において、「態(わざ)」と表現された「身と心の構え」とそこから得られる学びに沿い、教師の授業実践とその学びはどのようにあるべきか、について著していくものである。これまで授業技術について書かれた書物は多いが、そのほとんどは授業技術を教師に伝える「指南書」であった。それらとは一線を画して、教師の「学びの思想」や「身体技法」を伝える「花伝書」として、佐藤教授がこれまで観察してきた教室の実例に即して叙述していく。
「教師の教師」としてカリスマ的に支持されている佐藤学氏久々の決定版!!

佐藤 学[サトウ マナブ]
著・文・その他

内容説明

「風姿花伝」の精神に沿い、教師の授業実践とその学びのありようを探る。

目次

第1部 専門家として成長するために(教師として学び成長すること―花伝書からの啓発;創造的な教師の技法―授業の「妙花」を開く;教師の居方(ポジショニング)について ほか)
第2部 私の出会った教師たち(小学校低学年の文学の授業;高校を変える校長のリーダーシップ;授業の事実が見えるということ ほか)
第3部 教師として生きる(教師が専門家として育つ場所;授業の事実から学ぶこと;教師として尊重すべきこと ほか)

著者等紹介

佐藤学[サトウマナブ]
1951年広島県生まれ。教育学博士、東京大学大学院教育学研究科教授。全米教育アカデミー会員、アメリカ教育学会名誉会員。日本教育学会会長、日本学術会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てら

11
プロとしての教員って何だろうと考えさせられる一冊。毎日睡眠時間を確保することに必死な私にとっては遠い存在に見えてしまう。「学びの共同体」の学びが立ち現れる様子は様々な本を通して「あぉ良いなぁ」と思うものの,難易度はとても高い。本書の言うとおり専門家のなせる技である。にしても最近は小学校教員の専門性とは何だろうと思ってしまう。小学校教員はジェネラリストである。しかし,指導の柱になり得る専門性は必須に感じる。そんな専門性への向き合い方を本書は示している。2020/06/28

かるー

5
15年も前の本ではあるが、目指すべき教育の考えは今と何ら変わらない。むしろ、今乱発している教育書の内容が薄く感じるくらい濃い内容だった。教師の職人性と専門性について、現場を見て分析したこと。授業研究の在り方を変えること。そういった内容がこと細やかに書いてある。また、教育改革が叫ばれる中、熟練教師の職人性が軽視されているが、そこから学ぶべきところもたくさんある。教師としての目をしっかり育てたい。2024/03/06

RYU

2
教える専門家且つ学びの専門家たる教師のあり方について。教師は子どもたちの中へ入ろうとする居方ではなく、子ども全員を自分の身体イメージの中に入れ込む居方で立たなければならない。聴くことこそが授業における教師の中心的活動で、子どもの発言のもとが、①題材か②他の子どもの発言か③その子自身の思考かを認識することが必要。こういった聴き方をする教師は子どもの発言の受容にタメがあり、子どもたちの思考を深くし、学び合う場をつくる。子ども一人ひとりの学びと尊厳、教材の発展性、教師自らの哲学をバランスよく尊重することが重要。2019/10/26

hr

2
「教師論」としては興味深い。「学びの共同体」についての言及は、児童・生徒・教師の授業での様子の描写にとどまっており釈然としない。雰囲気が良ければ「学びの共同体」は成功なのか。違うだろう。その時間を通して児童・生徒がどんな力をつけて、別の問題にどう対処できたかではないのか。高校での成功例として「学びの共同体」導入後に中途退学・転学者が激減したとある。「学びの共同体」の目的はそんな数字の変化なのか。違うだろう。数年後・十数年後・数十年後にどんな力の源になるかではないのか。懐疑は続く。2015/07/26

wattann

2
ここにでてくる教師の方々の実践すてきです。 知性を感じます。2012/01/14

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