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内容説明
LDやADHD、アスペルガー症候群などのある子も、認知と学習スタイルに応じた教育を受ければ、本人の抱える困難さは残るとしても、自立し、社会に参加し、本人が望むような人生を送ることができます。認知と学習スタイルには多様性があるという大前提に立ち、学ぶ機会と成長発達する権利を保障する教育が、特別支援教育ではないでしょうか。障害があるから配慮し、無理なことはさせないという教育では、社会に出てから本人が困ります。そういう視点で学校経営・学級経営をして、いじめや不登校、学力向上などに対して確実に成果を上げている教育現場の一部を紹介します。
目次
第1章 2008年の当事者たち(「40歳のママがあれだけ泣くんだから、4年間しかつき合っていないぼくは、ママの10分の1しか泣いちゃいけないんでしょ?」;「どうせいくら勉強しても内申書はよくならないんだよ。あたしはバカなんだよ。だったら彼氏とエッチしていたほうがいい。彼氏といるときはあたしはミジメじゃない」;「不登校から引きこもりになって、なんとかしたいと思っても、もう遅すぎる。今さらどうにもできない。親とか自分にかかわった教師に復讐したくなる」;「自分がLDだと知っていたから、読み書き計算にはかかわらない仕事を選んだのに…結局、自分は何をやってもダメなのかと思うと苦しい」)
第2章 現状分析と新たな視点(子どもたち、若者たちを巡る現状;教育権はだれのものなのか?)
第3章 成功事例編(学校経営・学級経営を戦略的に行う;セルフ・エスティーム(自尊心)を上げる
学習レディネスを指導し、基礎学力をつける
学級経営・授業を改善する)
感想・レビュー
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かおりんご
HIRO1970
epitaph3
しゅうりん