Musaea Japonica<br> シルクロードの響き―ペルシア・敦煌・正倉院

Musaea Japonica
シルクロードの響き―ペルシア・敦煌・正倉院

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634648203
  • NDC分類 762.2
  • Cコード C0022

内容説明

西アジアで生まれた音楽文化は、シルクロードを通り、はるばる海を越えて奈良の都まで伝えられ、日本の音楽の原点となった。古代の美術品に描かれた音楽場面、正倉院復元楽器、諸民族の伝統楽器を通じて、古代シルクロードに鳴り響いたであろう、音の交流に思いを馳せたい。

目次

第1章 東西の音楽文化の源泉―地理的歴史的背景
第2章 シルクロードの楽器―音楽の東漸と西漸
第3章 西域楽とその楽器
第4章 雅楽と正倉院の楽器
第5章 日本の伝統音楽とその楽器

著者等紹介

柘植元一[ツゲゲンイチ]
東京芸術大学音楽学部教授。東洋音楽史・音楽民族学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

9
図書館本。楽器から見るシルクロード。言葉が違っても音楽なら理解できる。だから昔の人もいい音だと思えば自分たちでも同じ楽器を作り、広がっていったんだろうと想像がつく。竹が生えてれば竹で、葦が生えてれば葦で、と地域によって材質は変わっても形はあまり変わらないんだな。天平時代の都で演奏され舞われた歌舞音曲は異国情緒たっぷりで、遥か大陸の彼方、自分たちとはまるで文化も容姿も違う人たちを感じさせるものだったろうなぁ。そして正倉院に収蔵されている楽器が、その中でも芸術品としても最高級のものだというのがよく分かる。2018/11/05

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