出版社内容情報
東大・佐藤学教授の理念のもと、校長以下全教職員が取り組んだ新しい学校創り。その誕生から3年間の歩みを具体的な実践からさぐる。教師同士、子ども同士、親と子、地域の21世紀の「学び合う学び」の想像とは?
大瀬 敏昭[オオセ トシアキ]
著・文・その他
佐藤 学[サトウ マナブ]
監修/著・文・その他
内容説明
浜之郷小学校の3年間の歩みは歴史的事件である。浜之郷小学校の改革の道程を具体的なエピソードで活写した本書は、「学びの共同体」として表現される21世紀の学校への最も確かな道しるべである。
目次
第1章 浜之郷小学校誕生
第2章 学びあう同僚たちの挑戦
第3章 学びあう教室づくり
第4章 学びあう学習参加
第5章 今後の展望
補 研究会参加者からのQ&A
著者等紹介
大瀬敏昭[オオセトシアキ]
1946年生まれ。茅ヶ崎市公立小学校3校に勤務後、茅ヶ崎市教育委員会指導主事、神奈川県県民部青少年室主幹、茅ヶ崎市教育委員会指導課長を歴任。’98年“茅の響きあい教育プラン”のパイロットスクールである新設の浜之郷小学校初代校長として着任。“学びの共同体としての学校”を創学の理念に掲げ学校づくりに取り組んでいる。近著に「子どもたちと創る総合学習3 学校づくりと総合学習」(共著)
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感想・レビュー
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takeapple
5
浜之郷小学校に行ったことを思い出しながら読んだ。授業ってそうだよ、教師の一方的な教え込みではなくて子どもと創るものだし、学校だってそうなんだと気付かせてくれる。娘の学校の先生たちにも読んで欲しい。2011/06/13
ブロッコリー
2
まず、聴きあう関係をつくるだけでも1年以上かかる。長い長い全体としての構想計画が必要。2018/06/13
Tohru Soma
2
共に学び合える仲間を持つことの幸せを実感。これが校内全員だったらさらに...。想像しただけでわくわくできる。2015/03/22