出版社内容情報
「冷めてても手軽」な年配者の振る舞い方
2005年に250万部の年間ベストセラーに輝いた『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者・樋口裕一氏が、リタイア世代を迎えた当時の読者たちに向け、「定年後の話し方、振る舞い方」をアドバイスする。
現役時代と定年後では何が違うのか?
そのキーワードは、フランス語の「サメテガル」にある。フランス人の日常会話でよく使われる言葉で、日本語に訳すと「どっちでもいい」となる。
現役時代は「旗幟鮮明」を求められて生きてきたが、リタイア後は多くの場面でその姿勢は必要なくなる。それどころか、過去のやり方、考え方、振る舞い方に拘泥しすぎると、「老害」扱いされかねないこともある。
そうならないための魔法の言葉、それが「サメテガル」である。
「白黒はっきりつけなくていい」「こだわりをもたなくていい」「正義感を捨てる」──そんな話し方、振る舞い方を身につければ、第2の人生を豊かに、楽しく生きられる。駄洒落ではあるが、「冷めてても、手軽」な考え方こそ、年配者にとって大切なのではないだろうか。
さらに予備校講師時代に「小論文の神様」と呼ばれた著者が、「サメテガルな文章術・会話術」を具体的に指南する。
内容説明
20年前、ビジネスマンを中心に250万部の大ベストセラーとなった『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者・樋口裕一氏が、リタイアを迎えた当時の読者世代に「定年後の話し方、振る舞い方」をアドバイスする。第2の人生を豊かに、楽しく過ごすためのキーワードは、フランス語の「サメテガル」―“冷めてても手軽”な生き方とは。
目次
第1章 「冷めてても手軽」な生き方
第2章 サメテガルから縁遠い年配者
第3章 白黒はっきりつけたがる「因習」
第4章 こだわって頑張りたがる「因習」
第5章 サメテガルな「書き方、話し方」講座
第6章 サメテガルは多様性尊重につながる
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士後期課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、大手予備校で小論文を指導。「小論文の神様」と呼ばれた。現在は多摩大学名誉教授。通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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tamami
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