小学館新書<br> 「マウント消費」の経済学

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小学館新書
「マウント消費」の経済学

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098254859
  • NDC分類 331.87
  • Cコード C0236

出版社内容情報

消費トレンドはモノ・コトからマウントへ

「こんな素敵な場所に旅行してきました」
「こんな美味しい料理を楽しみました」
「こんな特別な人と過ごしています」

SNSで頻繁に目にするこうした投稿。その背後には、多くの人が無意識のうちに抱える「マウント欲求」が潜んでいる。令和の日本では、SNSの普及とともにこの欲求が顕在化し、日常のあらゆる場面に深く浸透している。一見ネガティブに映るこの現象だが、実は日本経済を活性化させる「隠れた切り札」として大きな可能性を秘めている。

なぜテスラやアップルは次々と新たなイノベーションを生み出せるのか。
NewsPicksやSAPIXが絶大な支持を集める理由とは。

その答えは、「マウント消費」という次世代の消費トレンドに隠されている。

本書は、ベストセラー『人生が整うマウンティング大全』の企画・プロデュースを手掛けた筆者が、自身の豊富な知見を余すところなく凝縮した渾身の一作である。「マウンティング」という人間に備わる根源的な欲求が、どのように社会を進化させ、イノベーションを生み出し、経済を動かしてきたのか。そのメカニズムを解き明かしながら、これからの日本が目指すべき成長戦略を提示する。

【編集担当からのおすすめ情報】
「マウント」の本質に迫ることで、日本の未来を切り拓く道筋が鮮やかに浮かび上がっています。次世代の消費トレンドや価値観を鋭く分析し、独自の視点と抑制の効いたユーモアを交えて、これからの社会の在り方を鮮烈に描き出す──知的な挑発が光る本書は、読む方の思考を刺激し、新たな視座を提供することでしょう。

内容説明

「他者よりも優れた自分を演出したい」「これが私の価値だ」―人々は“優越感を得られる体験”にこそ惜しみなくお金を払う。令和の日本では、この「マウント消費」をテスラやアップルをはじめとする米国企業に完全にハックされている!従来の経済理論や学説では捉えきれなかった日本経済の新たな成長戦略を、書籍『人生が整うマウンティング大全』の企画・プロデューサーを務めた著者が鮮烈な洞察と筆致で解き明かす。

目次

はじめに 消費の価値は「モノ」から「コト」、そして「マウント」へと変化している
第1章 「マウント消費」の活性化を通じて、「低成長の時代」を乗り越える
第2章 マウンティングエクスペリエンス(MX)を活用することで、革新的なサービスを生み出すことに成功した海外事例
第3章 マウンティングエクスペリエンス(MX)を活用することで、革新的なサービスを生み出すことに成功した国内事例
第4章 マウント欲求を起点とする事業アイデア~日本が目指すべきは、テクノロジー競争ではなく、「マウンティング発のイノベーション」~
第5章 イノベーションを「技術の革新」から「欲求の革新」へと再定義する

著者等紹介

勝木健太[カツキケンタ]
1986年生まれ。京都大学工学部を卒業後、三菱UFJ銀行に入行。4年後、PwCコンサルティングおよび監査法人トーマツを経て、経営コンサルタントとして独立。2019年6月に株式会社And technologiesを創業。2021年12月に株式会社みらいワークス(東証グロース)に会社売却し、執行役員・リード獲得DX事業部部長に就任。2年間の任期満了後、退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sk

2
理論化を望む2025/05/04

こうこう

1
現代の売れるモノの理由を明確に捉えているなと感じた。 自身がビジネスを構築する際の参考にしたいと思ったし、行動が承認欲求によって動かされていることを言い当てられ、恥ずかしい気持ちもする。2025/04/30

Go Extreme

1
概念: 自己表現 社会的地位 物質消費 コト消費 モノ消費 消費文化の変化: 経済成長 歴史的変遷 SNS普及 マウント欲求 自尊心 自己評価 マウント疲労 比較文化 心理的影響 承認欲求 経済戦略: イノベーション 技術革新 欲求革新 国家戦略 経済モデル 再構築 ビジネスアイデア: 出会いの大義名分 キャリア支援 インターン経験 高級老人ホーム コミュニティ形成 社会的影響と未来の展望: アイデンティティ形成 価値観表現 特別体験 ブランド価値 消費の進化 社会的影響 競争意識 ラグジュアリー市場2025/02/16

44KW

0
非常に面白い本でした。読み進めて、あるあるって思うトピックが多かった。また、著者のXや、マウンティングポリスさんのXも楽しくて、そちらも閲覧して、楽しさ倍増でした。マウンティングポリスさんの本も読んでみようかな。2025/04/30

BOCCE

0
切り口としては面白いと思うが、マウンティングエクスペリエンスの前提として商品サービスが持つそもそものブランド(ステータス)があって成立するってことじゃないかな。鶏か卵のどちらが先かって話はあるかもしれないけど。2025/04/04

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