集英社新書
天才アラーキー写真ノ時間

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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087201727
  • NDC分類 743
  • Cコード C0272

内容説明

大人気の『天才アラーキー写真ノ方法』に続く第二弾。展開されるのは最新「撮れたて」写真の数々。その撮影現場からの実況中継あり、現像が上がったところでのアラーキーによる解説ありという、特等席で聞くアラーキーの写真の話。ヴェネツィアでの大個展会場からこんぴら様、もちろん人妻エロス、そして話題の「日本人ノ顔」に最新の愛人まで、さまざまな写真を通じて語られるのはアラーキーの生きる哲学そのもの。ますます元気をもらえる一冊。

目次

第1章 撮影現場―人妻篇
第2章 高崎―水上、小一時間の旅
第3章 金刀比羅宮で、ちょっと酔いました
第4章 ドイツの新聞のインタビューに応える
第5章 ベニスでワークショップ
第6章 撮影現場―SM嬢篇
第7章 『小説ソウル』について語る
第8章 天才だけが夢を撮れる
第9章 大野一雄先生を撮らせていただきました
第10章 沖縄で沖縄を語る時間
第11章 本日も散歩日和
第12章 「日本人ノ顔」を撮ります

著者等紹介

荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年、東京の下町、台東区三ノ輪生まれ。写真家。都立上野高校を経て千葉大学工学部写真学科卒。著書は一五〇冊以上あり、近著はドイツの美術出版社タッシェン刊行の超大型写真集『ARAKI』、また『去年』『再び写真へ』(ともにAaT RooM刊)など。日本を代表する写真家として海外でも評価は高く、2001年に開かれたフィレンツェでの個展はバティカンが異例の声明を出すなど大反響を呼んだ。2002年にはヴェネツィア、韓国などで大個展を開催
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

29
昨日、荒木さんの写真展に行ってきて、今日、この本を読み終えた。撮影現場の文字による再録もあり、荒木さんの写真に対する想いを感じることが出来たように思う。2017/09/10

tom

21
アラーキーは、「天才」を自称しているけれど、とことんプロだった。半端でない技術を持っていて、体と目をカメラにしてしまっている。おまけに、体は被写体に入り込んで、写真を撮っている。私にはとてもまねのできないすごい世界に住んでいた。引用したい文章は多々あったけれど、彼の極致はこれかも。以下、引用。「生きること、生、それと死。生と死に対する愛、それが写真なんです。ファインダーを覗いて、シャッター音が連続するでしょ・・・音が止まるのよ。それは死に近い。その生と死を行ったり来たりするのが写真」。そうなのか・・・・。2024/03/08

meg

1
とにかくぶっ飛んでる。最強。 アラーキーの写真は言葉でも惹かれる。 すばらしい。2023/05/10

まにまに

0
この人やっぱり只者じゃないなぁ。2016/08/23

sumaco

0
個人的には前作の方が好き。アラーキーの撮影現場でのモデルに声をかける様子などの文字起こしはあえてやったんだろうけど、あんまりいらなかったかな。。2015/04/22

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