出版社内容情報
超高齢社会を活性化させる「逆転の発想法」
人口減少が進む一方で、総人口に占める65歳以上の割合が過去最高を更新し続ける日本。世界断トツの「超高齢社会」には課題が山積している。
だが裏を返せば、シニア世代の問題を解決することは大きなビジネスチャンスにつながる。日本の個人金融資産の6割以上はシニア層が保有しているからだ。この資産を日本の未来のために活用するにはどうしたらいいか──。
1000人以上の起業家を育てた「構想力の伝道師」が“日本の最有望市場”を解説。超高齢社会を活性化させ“シニアがキャッシュを生む”方法を伝授する「逆転の発想法」。
[目次より]
はじめに──シニア世代こそ問われる「君たちはどう生きるか」
序章 「衰え続ける日本」のためにできること
第1章[シニアビジネスの発想法]
最後に「いい人生だった」と思えるか
第2章[マスからパーソナルへの転換]
「ソロ社会」日本の未来予想図
おわりに──定年後も「やりたいことは全部やれ!」
本書は、世界的経営コンサルタントの大前研一氏が主宰する経営者の勉強会「向研会」での講演と、週刊ポスト連載「ビジネス新大陸の歩き方」をもとに再構成。さらに、シニア世代が目指すべき生き方を論じた「はじめに」「おわりに」を書き下ろしで加筆しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
最後に「いい人生だった」と思えるかどうか──本書が問いかける主題の1つです。著者の大前氏は、シニアビジネスを構想する際の要諦として、「儲けよう」という発想ではなく、シニアに「いかに満足してもらうか」を最優先に考えるべきだと説いています。
その背景にあるのは、誰もが最後に「十分満足だった」と思えるような生き方をすべきだという人生哲学であり、それを実現するためにはまだまだ新たな商品やサービスを構想できるはずだという信念です。
シニア世代も、現役世代も、そして子供たちも、未来に希望が持てる経済の実現へ――大前氏の「シニアエコノミー」講義をぜひご一読ください。
内容説明
人口減少が進む一方、65歳以上の人口が過去最多を更新し続ける日本。「高齢化率」も世界で断トツで、それに伴う様々な社会課題を抱えている。だが裏を返せば、シニア世代の問題を解決することは大きなビジネスチャンスにつながる。日本の個人金融資産の6割以上はシニア層が保有しているからだ。この資産を日本の未来のために活用するにはどうしたらいいか―。1000人以上の起業家を育てた「構想力の伝道師」が“日本の最有望市場”を解説。
目次
序章 「衰え続ける日本」のためにできること
第1章 シニアビジネスの発想法 最後に「いい人生だった」と思えるか(基調セミナー シニアエコノミー―大前流シニアビジネスの発想法;検証 あまりに不毛な「資産所得倍増」&「デジタル田園都市」構想;提言 今こそ旅行へと誘う「構想力」あるプロデューサーが必要だ)
第2章 マスからパーソナルへの転換 「ソロ社会」日本の未来予想図(基調セミナー ソロ社会時代の新たな生活者像;補講 「おひとりさまマッチング」が新ビジネスの鉱脈となる;主張 「インボイス導入」は日本をデジタル化する千載一遇のチャンスだ)
著者等紹介
大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県生まれ。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーで本社ディレクターなどを歴任。『企業参謀』『ボーダレス・ワールド』などの著書が世界的ベストセラーとなり、各国の経済アドバイザーとしても活躍。1998年、経営指導と人材育成を行なう「ビジネス・ブレークスルー(BBT=現Aoba‐BBT)」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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