内容説明
資本主義経済がはらむ矛盾や対立に注目しつつ、豊かで平等な社会の実現をめざす現代の政治経済学。ポスト・ケインズ派やマルクス派をはじめ、主要理論の基礎と現代的展開を平易に解説。
目次
序章 経済学とはどのような学問か
第1章 経済学の基礎概念
第2章 新古典派、ケインズ派、マルクス派の見方
第3章 資本主義的生産の仕組み
第4章 価値と価格
第5章 貨幣と利子
第6章 所得と雇用の決定
第7章 資本の蓄積と再生産
第8章 失業と物価
第9章 所得分配
第10章 景気循環
第11章 資本主義の成長と危機
著者等紹介
鍋島直樹[ナベシマナオキ]
1963年鹿児島県に生まれる。1987年早稲田大学教育学部社会科学専修卒業。1993年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。富山大学経済学部助教授などを経て、名古屋大学大学院経済学研究科教授、京都大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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