出版社内容情報
自閉症の息子を母は精魂こめて支え続けた。よき師、よき理解者、よき支援者に出会い、T君は自閉症を持ちながら彼らしく育っていった。現在、京都大学大学院後期課程在学中。前例のない20年の取り組みを紹介する。
内容説明
「3歳になっても話せるようにはなりません」と言われた自閉症の息子を母は精魂こめて支え続けた。よき師、よき理解者、よき支援者に出会い、T君は自閉症をもちながら彼らしく育っていった。現在、京都大学大学院前期課程在籍。前例のない20年間の取り組みを紹介する。
目次
第1章 自閉症と診断されるまで(Tの誕生;3か月健診は順調 ほか)
第2章 幼稚園時代(幼稚園を探す;最後に出会った幼稚園 ほか)
第3章 小学校時代(就学問題;枚方市で通常学級に入学 ほか)
第4章 中学校での支援とアルクラブ活動(中学校生活を支援する;いじめにつながる執拗なからかい ほか)
第5章 義務教育後の進路(洛南高校で;保護者からのクレーム ほか)
著者等紹介
高橋和子[タカハシカズコ]
1958年大阪府生まれ。金沢大学子どものこころの発達研究センター特任助教。コミュニケーション支援方法の開発と普及部門で研究に携わる。言語聴覚士、臨床発達心理士SV、特別支援教育士SVの資格を持つ。97年に立ち上げた「アルクラブ」(日本自閉症協会大阪府支部・高機能部・高機能クラブ)統括ディレクターを務める。母親としての立場から、現在の福祉・教育のシステムでは援助対象になりにくい高機能自閉症児・者の援助を可能にするための活動にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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