小学館101新書<br> 誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ

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小学館101新書
誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ

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  • サイズ 新書判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250028
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0295

出版社内容情報

月刊誌『和樂』にて源氏物語を題材にした小説を手がける恋愛小説の名手・林真理子氏と気鋭の平安文学研究者・山本淳子氏による「源氏物語」対談集。平安時代の恋、華麗なる登場人物、「源氏物語」の小説としての魅力など、目からウロコの話が満載。「源氏物語」を読んだ方も、これから読もうとする方も、漫画や教科書でしか読んだことがない方も楽しめる「源氏物語」の入門書。

林 真理子[ハヤシ マリコ]
著・文・その他

山本 淳子[ヤマモト ジュンコ]
著・文・その他

内容説明

今、明かされる、光源氏に託された平安貴族たちの怨念。

目次

はじめに 源氏物語は実に奥深くて面白い
序 『源氏物語』を読む前に知っておきたいこと
第1章 『源氏物語』スター千一夜
第2章 『源氏物語』は極上の恋愛サスペンス
第3章 平安時代の男と女
第4章 『源氏物語』はなぜ千年間読み続けられたのか?
あとがきに代えて ほんとうにあった『源氏物語』

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
作家。’82年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。’86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞

山本淳子[ヤマモトジュンコ]
平安文学研究者。京都学園大学教授。『源氏物語の時代』で第29回サントリー学芸賞を受賞。『源氏物語』を和歌や日記、同時代の文学から読み取るという新しい視点の研究で注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

241
タイトルに偽りなし! 『源氏』の魅力がビンビン伝わってきた。光源氏の年収は国からの給料だけで4億円、寝殿造りは巨大なワンルーム、とか紫式部の”不美人説”など、興味深い章が目白押し。「これは作家の勘なのですが、美人は作家になんかなりませんよ」林真理子が言うだけにやけに説得力がある。ちょうど同時代を描いた『月と日の后』(冲方丁)を読んだ直後だけに、この時代の光と闇がリアルに迫ってきて本当に良かった。2021/11/17

さつき

70
源氏物語の研究者、山本淳子さんと林真理子さんが『源氏』について対談する形式。どのような経緯で書かれて広まっていった物語なのか。当時の政治情勢をからめた話しなど基本的な解説もたっぷりで分かりやすいです。林さんの作家さんらしい大胆な切り込み方が面白いし、山本さんのあとがきも読み応えがありました。2021/11/05

夜間飛行

67
私が思うに、光源氏の「男」を中心に据えたのが田辺聖子、心理を重視したのが円地訳で、流麗な語りに心を砕いたのが谷崎訳(晶子と寂聴の訳は未読)。実に、万華鏡のような魅力を持つ物語である。しかし本書の示唆するリアリズムこそこの作品の肝かも知れない。源氏の若き日に口ずさむ歌、老年の嫌味な物言いに至るまで、細部の彩りの恐るべき豊かさ・深さに魅せられない読者はいないだろう。政治的なリアリティーはあの道長さえ虜にした程なのだ。そして、受領階級の女性への共感から書き始めた、つまり箒木巻から筆を起こしたという説には大賛成。2014/04/14

しゅてふぁん

57
おおまかなあらすじと登場人物くらいは知ってるけど、ちゃんと読んだことはない源氏物語。毎年、年明けに‘今年こそは’と思い続けて早〇年、もう今年は(も)読まなくていいやと思っていたけど、この本を読み終えたら俄然興味が沸いてきた。光源氏の華麗なる恋物語、平安時代の政治を描いた一種の歴史小説、天皇家や摂関家などの公家文化の頂点の記録であり記念碑的な宝…やっぱり源氏物語は凄いなぁと実感。いつか私も、一条帝のように知的な興味を持ち、知と知で会話するように源氏物語を楽しめたらいいな。さて。谷崎源氏を読み始めますか。2019/11/12

sofia

48
「光源氏のどこがいいの?」から始まった私の源氏物語。林真理子氏が、一般人が「なんで?」と思うことを聞いてくれる。今と恋愛の順番や価値観が違うということか。源氏物語を巡る歴史がおもしろい。対談ということで、現代語訳を読んだ人あたりが興味津々なことばかり。でも源氏物語はトップの人たちの話で9割以上の人が庶民で、優雅な生活などできなかった時代なんだろうな。2018/12/03

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