出版社内容情報
名画に描かれたギリシャ・ローマ神話の世界
ヨーロッパ文明の大きな源泉のひとつであるギリシャ・ローマ神話の世界。
ミロのヴィーナスに始まるその豊かで多様なイメージを、ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノ、レンブラント、ルーベンス、ベラスケス、ゴヤ、アングル、ドラクロワ、モロー、クリムトなどの巨匠たちがどのように表現してきたのか?
ヨーロッパ美術の歴史における名作の数々を具体的にとりあげ、それらの意味や図像の解釈などを踏まえて、美麗な図版とともに、わかりやすく解説していきます。
ヨーロッパ美術の成り立ちと変遷を、それを生み出した精神を通して読み解く、著者の学識と文章力ならではの、画期的な入門書です。
高階 秀爾[タカシナ シュウジ]
著・文・その他
内容説明
ヨーロッパ文明の源泉であるギリシャ・ローマ神話の世界を、古代から20世紀に至る巨匠たちがどのように描いてきたのか?ヨーロッパ美術の歴史における名画の数々を具体的にとりあげ、それらの意味や図像の解釈などを踏まえて、数多くの美麗な図版とともに、わかりやすく解説。ヨーロッパ美術の成り立ちと変遷を、それを生み出した精神を通して読み解く入門書。
目次
第1章 ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?
第2章 二人のヴィーナス
第3章 「神々の王」の恋物語―ゼウス
第4章 悩み多き女王神―ヘラ
第5章 女神たちの美のコンテスト―アテナ
第6章 厄災の卵を産んだ娘―レダ
第7章 残酷純潔な月の女神―ディアナ
第8章 追い回される娘―ガラテイア
第9章 花を差し出す女神―フローラ
第10章 黄金の誘惑―ダナエ
著者等紹介
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京都生まれ。美術史家。東京大学名誉教授。大原美術館館長。東京大学教養学部卒業。2012年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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