小学館創造選書<br> 日本人の起源―周辺民族との関係をめぐって

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小学館創造選書
日本人の起源―周辺民族との関係をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784098200986
  • NDC分類 389.1

出版社内容情報

日本人はどこから来たのか。自然人類学・考古学・民族学・環境学などの研究成果を突き合わせ、日本と周辺民族との関わりをめぐり学際的に問題解決のいとぐちを探る。

内容説明

日本人はどこから来たのか? 日本列島をとりまくいろいろな民族、自然環境、文化などと日本人とのかかわりを各分野の専門家が追求。

目次

東アジアと日本人―自然人類学の立場から(埴原和郎)
東アジアの文化領域論(大林太良)
日本とシベリアの文化(加藤晋平)
東アジア農耕文化の類型と展開(佐々木高明)
日本の古代文化と朝鮮半島(甲元眞之)
日本と中国―地域論をふまえて(森浩一)
東アジア人の基層集団(尾本恵市)
パネルディスカッション 日本列島と周辺文化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

32
1986年のシンポジウム記録。今ならもっと、日本人の起源の解明が進んでいそうに思えるが、そういうジャンルの本は、新刊でも少ないような気がする。当時は盛んに行われた起源論も、日本人自身がさほど興味を持っていないように見える。この本を読んでも、日本人が人種的にも文化的にも、かなり複雑で多様な起源をもつ集団である、というのは確かなようで、実はそれが理由なのかもしれない。2017/01/26

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