出版社内容情報
力をあわせて作ったのはどんなゆきだるま?
「雪がいっぱいつもったよ!」ジルは、子犬のプチといっしょに、コロコロコロコロゆきだるまつくり。そしてできあがったのは、なんと、大きな犬のゆきだるま! サンタさんもやってきて、二人にすてきなプレゼント。
著者等紹介
ダーハン,アンドレ[ダーハン,アンドレ][Dahan,Andr´e]
1935年アルジェリア生まれ。国立パリ工芸学校を卒業後、国立パリ装飾芸術学校で美術を教える。1987年に初めての絵本「ぼくのともだちおつきさま」を出版、一躍世界で注目をあびる。広告をはじめ様々な分野で、イラストレーターとして幅広く活躍している。パリ在住
田島かの子[タジマカノコ]
1976年京都府生まれ。中学校卒業後フランスに渡り、トゥーレーヌ甲南学園に入学。その後、アビニヨンのボザール美術学校やコンセルヴァトワール演劇学校等で学び、1997年帰国。俳優塾に2年在籍し、現在まで演劇の世界で活躍している。豊かな絵本体験をもとに、翻訳に取り組んでいる。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
62
犬のゆきだるま⛄とは珍しい。クレヨンで描かれた絵は、ほんのり柔らかく温かい。もちろん、お話も温かい♪2019/12/21
遠い日
13
雪が降ったクリスマスに作った雪だるまは、犬だるま。そして、その夜に置きた不思議。ダーハンのやさしさ、自由さが温かな気持ちを連れてくる。2016/02/29
nyanco
5
ネコのクリスマス本が続きましたが、では犬派のためのクリスマスの絵本は…。クリスマスイブ、ふかふかに積もった雪でジルと犬のプチはゆきだるまを作ります。ちょっと変わったゆきだるまは、愛犬・プチのリクエストで犬の形。たれ耳で骨をくわえています。ジルと愛犬プチ、そして雪だるまを見に来た子犬二匹が眠るジルの犬小屋にサンタさんはちゃんとプレゼントを届けにやってきます。アンドレ・ダーハンの優しい線と暖かい色遣い、ほんわり気持ちも温まります。犬好きの子供たちへ。2009/12/06
くすみ
2
ゆきだるまを作るシンプルな話。表紙のは犬?ゆきだるま??となったものの、話を読み進めるとちゃんと表紙に繋がってほのぼの。プチがなんともかわいいじゃありませんか。【5歳0ヶ月/1歳10ヶ月】2019/12/20
ののの
1
アンドレ・ダーハンの絵は優しくて好き。こいぬのプチがすごくかわいい。ゆきだるま作り手伝って得意げにしたり、「ねぇ ねぇ、これ いぬの ゆきだるまに しちゃ だめ?」っておねだりして、お気に入りの骨咥えさせたり。最初から最後までずっと楽しげにお話が進んで、皆仲良く寝ている時の幸せそうな顔。目が覚めてクリスマスプレゼントに喜ぶ様子まで想像できた(•'-'•)優しい気持ちになれました。2017/12/17