出版社内容情報
ねずみと仲良しのねこのビスケットは、仕事を探そうとしますが、いつもクビになっちゃう。ねことねずみのユーモラスな友情を描いた心あたたまるストーリー。
ねこのビスケットは、仕事をいつもクビになってしまう。雇い主たちはねずみを追い払ってもらいたいのに、ビスケットはねずみが大好きだったから。でも最後に素敵な仕事をみつけてくれたのは、ねずみたちだった。
著者等紹介
ビエット,パスカル[Biet,Pascal]
北フランスのサンローラン生まれ。新進気鋭のフランス人アーティスト。フランス中部の都市ブロアでイラストとビジュアルコミュニケーションを学ぶ。現在はパリに住む。絵本は1998年よりてがけ、20か国以上で翻訳出版されている
ブルーム,ベッキー[Bloom,Becky]
ギリシャ生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で建築学を学ぶ。その後世界の様々な国に居住し、また様々な仕事を経験する。1996年Siphano Picture Books出版社を創業する。既婚、3人の子どもの母であり、出版社の経営も手がけながら、絵本の文章も書き続けている。現在、Siphano Picture Books出版社の本社をイギリスに置き、世界に向けて作品を発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
10
とら猫のビスケットの失敗と、そこから学んだ自分の道。世間の目なんて関係ない。自分の感性、自分の考え方で進んでいく。信じたやり方がまた、みんなの共感を呼ぶのだから、人生はおもしろい。2016/03/23
timeturner
2
それらしい服装をすると相手が簡単に信用する、というあたりはなかなか面白かったけれど、最後は予定調和な終わり方でちょっと残念。2015/03/07
kr
0
彼はたいへん優秀な男ながら、とある反対勢力に肩入れをするという理由から、次々と職を失っていく。 彼に残された仕事とは…? 2005/11/05
杏奈
0
三歳息子がめちゃくちゃ気に入りました。 それぞれのページが水彩タッチで綺麗に描かれていて、眺めているだけでも楽しめます。 いろいろな職業が出てくるのも面白かったのかな? 猫はねずみを追い払うもの、って常識を知らない息子が、いじめたらアカンな!な!って言ってて、皆仲良くなれたら良いね?ってあったかい気持ちになりました。2019/02/11