出版社内容情報
発明家のウォレスと賢い犬のグルミットが連続殺人事件にまきこまれた。映画の興奮をそのまま伝える、恋あり涙ありの爆笑フォトストーリー。
アカデミー賞は１度もらうだけでも大変。それを３回も受賞してしまったのが、このニック・パーク監督。96年アカデミー賞作品、イギリスで大ブームを呼ぶ『ウォレスとグルミット、危機一髪！』の本を出しました。ヘンな発明家のおじさんと賢い犬が主人公の、粘土アニメーション。「なんだ、アニメかよ」という声を吹っ飛ばす、すばらしいクオリティ。おすぎさん、田中康夫さん、渡辺満里奈さん、石井竜也さんなど、業界人にファンが急増しているのも、ユニークな特徴。一度観た人はどうしてもハマる、「キャラクターの真打ち登場！」（毎日新聞）といったところ。牢のなかでグルミットが読んでいたのは、やっぱり『罪と罰』だったんだ、とかヒツジ集団の曲芸並みの梯子状態とか、止めてみせてくれてよかった！の感動もアリ、の本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
＊
13
ウォレスの団子鼻がさらにデカくなり、でも何故かちょっとハンサムになった気もする。自然と欽ちゃんボイスで脳内再生されるなぁ▼そんなウォレスが今回は、窓拭きの開業をきっかけに「大人の恋」。しかしその結末は、かーなーりほろ苦い！っていうかロボット犬が連続羊殺し犯って何！？羊たちも沈黙するわ！！2018/07/01
-
- 和書
- 愛の帆掛舟 ちくま文庫
