内容説明
雪の別荘での死体移動の謎!奇妙な時計塔の中で殺人犯が消えた謎!学園祭のお化け屋敷内で起きた殺人事件の、誰もが思いも寄らなかった驚異のトリック!さらに虚構と現実が交錯し導かれる衝撃のラスト。全く異なる二通りの読み方ができるという仕掛けもあり。おまけに“名前当てパズル”も付いてます。
著者等紹介
関田涙[セキタナミダ]
1967年横浜市生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
20
・・・。普通の推理小説かと思って読み始めたら、痛い目にあいました。作家が殺される事件と、とある別荘で繰り広げられる事件とが交差していく話かと思いきや・・・って感じでした。途中から非現実な世界に突入していったので、理解不能でした。で、流し読みになってしまいました。残念。2013/09/09
こすも
2
あまりに大技すぎて、ちょっとあきれた。読むのは苦痛かもしれないが、頑張って読み切れば、それなりの満足をする人はいる筈。怒る人もいる筈。個人的には伏線も凝っていて面白い。読みにくいけど、もうちょっとは評価されてもいい本だと思う。2010/11/20
水月
1
作者自らがヴィッキーシリーズにトドメを刺した斬新な1冊。Bパートは普通の推理小説として読めるが、Aはメタ全開で人によって好みが分かれる。 最後のどんでん返しの種明かしは、無理があると思った。特に雪上の足跡について、どう考えてもBのみの解決の方がすっきりしている。ヴィッキーが無理な結論を、強引にこれが真実です!みたいに進めて行くから、読者は完全に置いてけぼりである。途中ページが飛んだあたりも意味不明。突然挿入されたクッキーパズル(これが名前当てパズル?らしい)も何のためにあるのか意味不明。(続)2016/10/29
るか
1
終盤で頭が混乱。初読ではスッキリと理解できなかった。もう一度挑戦。2013/05/29
かさ
1
いろんな事件が入れ違いにすすんでいく。夢パート?はキャラ同士のからみが薄くてつらいし、千二百年時計パートはメルヘンすぎて戸惑うし…。でも終盤は一気にお話が進んできもちいい。しかし姉弟がまさか…あんなことに…。2013/02/10
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- 和書
- 愛の帆掛舟 ちくま文庫