チューリップ

荒井 真紀【作】

小学館（2017/10発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 24cm
• 商品コード 9784097267492
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

チューリップの成長がわかる科学絵本

自然観察の絵本で評価の高い荒井真紀さんの新刊『チューリップ』。

チューリップは、小学校でも授業の一環で、球根を植えて自然観察をしますので、子どもたちにとても身近な植物です。

春かわいらしい花を咲かせているのを見て、植えようと思っても、遅すぎます。秋に球根を植えて、じーっと待たないと花を咲かせることはできません。では、球根は、地面の中で、どのように変化しているのでしょうか？ どのように冬を越すのでしょうか？ 土の中の出来事は、ほとんど見ることができませんが、細かに表現されたイラストでのぞいてみましょう。小さな目が成長するさまや、花が咲いた後の変化は、地上とは、違った生命の営みを感じられます。

お子さまといっしょに自然観察をする際にも、最適な一冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
荒井真紀さんは、夏の課題図書となった『ひまわり』、2017年度ブラティスラバ世界原画展の日本代表に選出された『たんぽぽ』と、自然観察絵本では大変評価の高い作家さんです。

荒井 真紀［アライ マキ］
著・文・その他

内容説明

やさしい心を育む科学絵本。

著者等紹介

荒井真紀［アライマキ］
１９６５年東京生まれ。駒澤大学仏教学部禅学科卒業。１９８１年１６歳の時より、熊田千佳慕氏に師事する。１９８４年第１回国立科学博物館主催ボタニカルアート展佳作に入選（同展第２回～第４回３年連続入選）。『たんぽぽ』（金の星社）は、２０１７年度プラティスラヴァ世界絵本原画展、金のりんご賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ままこ]

チューリップの球根が土の中でどういうふうに成長するのかリアルに描かれている。花が咲く様子、満開、花が散る様子もリアル。小さな生き物たちと、植物の生命の力強さを目で見て楽しめる美しいボタニカル絵本。今年はチューリップを植えてみようかな🌷

2024/04/07

[chiaki]

荒井真紀さんのこのシリーズは、絵の美しさはもちろん、説明も語り掛けるように優しくて端的だから読み聞かせにとても使いやすいです！球根の断面図、ホント玉ねぎみたい。色とりどりの花を咲かせたチューリップのその土の下で起きていることなんて、今まで考えもしなかったです。新しい球根のでき方に目からうろこでした！わが家のチューリップ、芽がほどけるまでもう一息かな〰。あたたかい春が待ち遠しくなります。

2021/03/01

[アキ]

チューリップは春にとても美しい花を咲かせる。球根から花が生まれ、そして枯れていく。外からはそれだけしか見えないけれど、この絵にあるようにどの段階でも次のいのちへのバトンをつなぐ準備をしながら変化しているんですね。球根の内部の様子もよくわかる、おすすめの絵本です。荒井真紀さんの絵本は写実的で物語風で花が咲いた時のあでやかさが秀でている。１０代で国立科学博物館主催ボタニカルアート展佳作に入選しているだけあります。小学生の子どもの理科の勉強に最適。

2019/01/05

[どあら]

図書館で借りて読了。チューリップの球根のことが詳しく描かれています。秋になったら、お庭に球根を沢山植えたいです❢

2019/07/25

[くぅ]

これは理科の絵本ね。素敵で、、、私が欲しくなりました(๑´罒`๑)（4歳9ヵ月）

2022/02/10