どうしてどうして？

ミトン，トニー【文】〈Ｍｉｔｔｏｎ，Ｔｏｎｙ〉/ハワード，ポール【絵】〈Ｈｏｗａｒｄ，Ｐａｕｌ〉/ビナード，アーサー【訳】〈Ｂｉｎａｒｄ，Ａｒｔｈｕｒ〉

小学館（2009/08発売）

• サイズ A4判／ページ数 28p／高さ 23X25cm
• 商品コード 9784097263586
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

自然や、身近な生活の中には、不思議なことがいっぱいあります。「どうして太陽はあかるいの？」「どうして風は吹くの？」などなど、しりたがりのこぐまの素朴な疑問にお母さんぐまがひとつひとつやさしく答えていきます。
小さな子どもの「ふしぎを感じる心」を育てる絵本です。

アーサー・ ビナード［アーサー ビナード］
翻訳

トニー・ミトン［トニーミトン］
著・文・その他

ポール・ハワード［ポールハワード］
イラスト

内容説明

どうしてどうしてたいようはあっちもこっちもあかるくしちゃうの、どうして？しりたがりのこぐまくんはきょうもなあんでもおかあさんにききます。ねぇ、どうしてどうして―。

著者等紹介

ミトン，トニー［ミトン，トニー］［Ｍｉｔｔｏｎ，Ｔｏｎｙ］
１９５１年、北アフリカに生まれる。父親が軍人で、９歳まではアフリカ、ドイツ、香港に暮らす。その後、英国サフォーク州の寄宿学校で教育を受け、ケンブリッジ大学で英文学を学ぶ。小学校の教員となり、教えながら子どものための文章を書き続ける。ケンブリッジ在住

ハワード，ポール［ハワード，ポール］［Ｈｏｗａｒｄ，Ｐａｕｌ］
１９６７年、英国ハートフォードシャー州に生まれる。グラフィックデザインを学び、ロンドンの自然史博物館のスタッフとして働く。友人からの依頼で初めて物語に絵を添え、その仕事が次の絵本の依頼につながり、いつの間にかイラストレーターが本業になっていた。ベルファスト在住

ビナード，アーサー［ビナード，アーサー］［Ｂｉｎａｒｄ，Ａｒｔｈｕｒ］
１９６７年、米国ミシガン州に生まれる。コルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。詩集『釣り上げては』（思潮社）で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』（小学館）で講談社エッセイ賞、『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』（集英社）で日本絵本賞を受賞。東京在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くぅ]

息子のどうしてどうして？はまだ始まっていないけれど、子供のどうしてってなかなか大変ですよね。このクマのかあちゃんは子供とよく遊んでるし、子供のどうしてにもちゃんと優しい答えを準備していてマジ神です。（3歳5ヶ月）

2020/11/05

[ヒラ[e-mail]]

子どものなぜなぜ攻撃とそれに応えるお母さんの姿。人間に照らして、素晴らしいやりとりだと思います。 子どもは、お母さんが答えてくれることに安心感を覚えるのでしょう。 それにお母さんの答の全てに否定形がありません。 これこそが言葉のスキンシップのような気がします。 途中で子どもとのやりとりを打ち切りにしないお母さん素敵です。 スマホに代行は出来ません。

2020/02/24

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

こぐまくんの「ねえ、どうして どうして？」という問いかけに、おかあさんは丁寧に答えてくれます。こぐまくんの気持ちに寄り添いながら、気長に。子どもの中にある不思議に思う気持ちは、子どもの過ごす社会が大きくなればなるほど沢山増えていきます。大きくなってもその気持ちに答えられる大人でありたいです。

2020/10/04

[遠い日]

なんでも知りたい年頃のこぐまくん。「どうして？」に答えるかあさんのことばは、まるで「詩」のよう。この世界の不思議をすくい取り、美しいことばに置き換える。「どうして」は子どもの心を育てることば。

2017/11/16

[ヒラ[e-mail]]

事業所で読み聞かせしました。

2020/02/21