内容説明
まって、まって!チョウチョさ~ん。おいかければ、おいかけるほど、ひらひらひらひらにげていく。どうやったら、つかまえられるかな…。ブンはいっしょうけんめいにかんがえました。
著者等紹介
市川里美[イチカワサトミ]
岐阜県生まれ。1971年よりパリに暮らし、独学で絵を学ぶ。野の花や人形など、自然豊かな世界をあたたかなまなざしで描く。『春のうたがきこえる』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしって!アレン』(偕成社)でサンケイ児童出版文化賞美術賞など国内での受賞も多数。1997年には、それまでの仕事に対してパリ市長賞を受賞。アメリカ、フランス、イギリスなどでも数多くの絵本を出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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花林糖
16
アジアの小さな村におばあちゃんと暮らしているブン。赤いチョウチョに誘われ追いかけていきます.....。市川さんの描く熱帯雨林の植物が美しい(見返しの絵も含め)。表紙絵のブンを初見時から手に取るまで女の子だと思い込んでいたので、男の子とわかりビックリでした。素朴で素敵な絵本。2016/08/27
ヒラP@ehon.gohon
14
【再読】大人のための絵本2023/04/23
魚京童!
13
たぶんこういう子が「バッタを倒しにアフリカへ」行くんだと思う。2018/03/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
少年ブンは、赤いチョウチョを捕まえようとあの手この手で一生懸命頑張りましたが、捕まえることが出来ず、諦めてじっとしていると…。2023/04/20
紅生姜
7
この絵本はどこか東南アジアの匂いがする。なつかしいような気持ちにさせられたのは、蝶を追いかけていた私の小さい頃の記憶だろうか。市川里美さんの絵はいつも本当に美しい。2017/01/05
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