「金の卵」と呼ばれて―十五歳・集団就職の軌跡

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「金の卵」と呼ばれて―十五歳・集団就職の軌跡

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  • サイズ 46判/ページ数 520p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054067004
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「金の卵」と呼ばれた、中卒の十五歳。エンジニアの夢を胸に、希望に燃え鹿児島の離島から東京へ渡った。幾多の苦難を持ち堪え、自ら切り開いた教職の道。「集団就職」波乱万丈の実相と軌跡を克明に綴り、広く社会に問いかける、渾身の記録!

内容説明

’60年代、日本の高度経済成長の起爆剤となっていたのは地方出の無名の少年・少女たち―。その「金の卵」当事者少年自身が克明に綴る「集団就職」波乱万丈の実相と歴史。果たしてその中身とは―?

目次

旅立ち―本土・鹿児島へ
未知の世界―夢の大東京へ
東京第一歩―驚きと落胆と
下町の寮―迷宮の住処
通勤―驚きと発見と喜びと
寮の暮らし―成長への一歩
賄いのお婆さん―奇妙な味
嵐の予兆―密やかな計画
寄宿舎の暮らし―自分の道を
三畳間の自活―青春の十字路
新天地・世田谷―行き交う学生の街
定時制高校のころ―桜の土手路
勤労学生のころ―一筋の道
夢と希望への道―教員採用

著者等紹介

川畑和也[カワバタカズヤ]
1946年7月、兵庫県香住町に生まれ、鹿児島県徳之島で育つ。1962年3月、集団就職で上京。1967年4月~1974年3月、明治大学附属中野高等学校二部/立正大学第二文学部に学ぶ。1975年4月、埼玉県公立小学校着任。県内三市四町の10校で教諭・教頭・校長を歴任し、2007年3月、定年退職。同年9月、スリランカに渡り定期に往還、日本語学校で日本語指導と支援に努める一方、インド・マレーシア・イギリスの日本語学校を視察・支援。スリランカからの留学生支援に携わり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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