うちゅうひゃっかてん

黒岩 まゆ【作】

小学館（2021/07発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 30cm
• 商品コード 9784097251156
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

宇宙人が一堂に会する人気百貨店の物語

「あらゆる星の商品と、最高のおもてなしを提供する、泣く子も笑う宇宙百貨店。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。」
宇宙一の品揃えを誇る老舗の百貨店は、いろいろな星からお客さんが集まって大人気。社長は社長室から店内をモニターで監視中。そんな中、ひと組の仏頂面の親子を発見。「もっと笑顔になるおもてなしをしろ。」社長の指令に店員たちはあの手この手で親子をおもてなし。それでも笑わない親子。さてその結末はいかに。

【編集担当からのおすすめ情報】
様々な素材と手法で独自の世界観を表現する現代美術家の、初めてのオリジナル絵本です。絵本の中にも独自の世界は表現されていて、細かいところまで描き込まれた絵と、妖しい雰囲気には圧倒されました。ワクワクしながら、何度も読み返したくなるような絵本ができたと思います。

内容説明

いらっしゃいませ。最高のおもてなしをどうぞごゆっくりお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒラ[e-mail]]

おもてなしをモットーとする宇宙百貨店。絵には圧倒されました。 宇宙の不思議な空間でしたが、ちょっとおどろおどろしいかもしれません。 楽しいときはやっぱり楽しい顔をして欲しいけれど、感情とは正反対の表情をするアベコベ人の理解は難しいですね。

2022/03/04

[Cinejazz]

〝宇宙の遥か彼方に､ひときわ輝く惑星｡ここは､小さな星をまるまるひとつ改造した老舗の百科店･･･巨大な宇宙船置き場に､今日もいろいろな星から､今日もたくさんのお客さんがやって来る…「あらゆる星の商品と､最高のおもてなしを提供する､泣く子も笑う宇宙百貨店｡ どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ❢」…百科店の社長が店内をモニターで監視していると､仏頂面した親子に気が付き「もっと笑顔になるおもてなしをするのだ❢」店員たちは､笑顔をみせない親子に､あの手この手でお世話をしていると…〟平和な星の百貨店の物語｡

2024/12/13

[退院した雨巫女。]

《本屋》宇宙百貨店行ってみたくなりました。

2021/07/31

[しらたえび]

図書館で見かけて借りた本。お客様におもてなしをしてくれる宇宙百貨店、これでもかこれでもかとおもてなし攻撃をしていきます。こんなにおもてなしをしてくれる店があったらうれしいですね。内容的にはもうひとふたひねりがあると更によかったかな。絵が独特のタッチです。6歳

2021/11/13

[mintjam_]

ユニークな姿と生態を有する宇宙人たちがUFOで訪れる百貨店を描いた絵本。スケールの大きさに比して、どことなく懐かしさと商店街感がただよい、親しみが伝わってきました。そしてカルチャーショックもありますよ。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3066.html

2021/09/12