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出版社内容情報
世界的芸術家である葛飾北斎の肉筆画を初めて集大成した待望の書
浮世絵師と知られる葛飾北斎は日本人として唯一の世界的な芸術家といえる。 その作品は、ヨーロッパの印象派絵画に多くの影響を与え、又ガラスの世界のデザインでも、卓越した構図が取り入れられている。 彼の作品は、「冨獄三十六景」のような木版画が著名だが、肉筆画にも傑作が多い。 ジャンルも幅広く、美人画、動物絵から風景まで多岐にわたるが、いずれも北斎ならではの驚嘆すべき技法、大胆な構図、斬新な色彩と、一点一点が観るものを飽きさせない。 従来、肉筆画は、単に北斎のみならず、その研究に多くの困難が伴っていたが、本書は北斎研究で多くの実績を残す永田生慈氏(太田記念館副館長)が400点を越える北斎肉筆画を詳細に検討(新発見、再発見、新紹介も多数掲載)印譜の研究を加えた画期的な刊行であり、浮世絵愛好家待望の書であるとともに、今後の北斎研究にも大きく貢献するものとなろう。
伊藤めぐみ[イトウメグミ]
解説
永田 生慈[ナガタ セイジ]
監修/著・文・その他