経営者交代 ロッテ創業者はなぜ失敗したのか―続・重光武雄論

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経営者交代 ロッテ創業者はなぜ失敗したのか―続・重光武雄論

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784478112618
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0033

出版社内容情報

2020年1月、ロッテグループ創業者の重光武雄(本名は辛格浩)氏が亡くなった。享年98。80年前、18歳で、文字通り裸一貫で来日し、日韓にまたがる巨大企業グループ「ロッテ」を築き上げた重光は、日本で最も経済的成功を収めた在日韓国人一世の経営者である。オーナー社長としての強力なリーダーシップ、鬼才的なマーケティングセンス、常に最高品質を求めた商品の差別化や競争優位戦略……。そして、巨大な財閥グループを長男と次男へ渡すために、数十年をかけて周到な準備をした重光経営とはいかなるものだったのか。『ロッテを創った男 重光武雄論』は事業継続の成功を描く評伝だが、本書は、経営者の最大の使命である事業承継&後継指名について、カリスマ経営者に仕えたロッテ元幹部などの証言と重光武雄氏ならびに日韓ロッテのグループ経営に関する膨大な資料から事業承継に関するファクトを丹念に抽出し、強固な「城」としての資本構成と組織形成が取締役会と議決権という「盲点」によって内部から崩壊しうることを「7つの教訓」としてまとめた。本書をもって、カリスマ経営者の「事業継続の成功」と「事業承継の失敗」から成る「重光武雄論」が完成する。

内容説明

万全の準備を整えていた事業承継、なぜ合意形成ができなかったのか?経営権争い、不祥事、獄中経営、業績悪化…ロッテの内紛は予言されていた。

目次

プロローグ カリスマ創業者の「蓋棺事定」
1 資本再編
2 対照的な2人の息子
3 百鬼夜行の取締役会
4 及ばなかった反撃
5 犬猿の仲が呉越同舟へ
6 承認欲求と失敗恐怖の呪縛
7 事業承継への教訓
エピローグ 経営者としての願いと父としての愛情の相剋

著者等紹介

松崎隆司[マツザキタカシ]
経済ジャーナリスト。中央大学法学部を卒業。経済専門出版社、パブリックリレーションのコンサルティング会社を経て、2000年、経済ジャーナリストとして独立。企業経営やM&A、雇用問題、事業承継、ビジネスモデルの研究、経済事件などを取材。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たこ焼き

10
承認欲求が満たされていない人は害悪になりうる。承認を得るために違法行為もいとわずあらゆることに手を染める可能性があるため。そのような人間は必ずどの社会にもいるので、それらに対する警戒とそれらが権力を握り組織を崩壊することを阻止する仕組みづくりが必要。創業者は自分の会社を自分のものと考えるので、手を離したがらない。後継者指名は確信が得られたのちは公の場で行う。クーデターを起こさない仕組みを作る。後継者の議論は密室にせず現場含めて議論を深めること。(現場が白けてしまう。)2022/03/31

ナリボー

4
8/10 ロッテ創業者一族の内紛劇が録音テープ起し含め事細かな取材を通してわかりやすく伝えられていて、事実のみでなく筆者の意見もしっかり書かれていてよかった。2023/09/26

takao

4
ふむ2022/08/03

-

2
佃さんはやばい。一方、佃さんの証言も聞いてみたい。2023/08/02

アーク

2
まるでドラマのようなロッテの内紛に驚かされて一気に読み切った。優秀な経営者であっても後継者を育てるのは得意でないのか、それとも血を分けた肉親だからこそ憎しみ合うのか。いずれにしてもロッテグループという巨大企業であっても後継者問題からは逃れられないんだな。ロッテグループの今後を案じざるを得なくなった一冊。2022/10/18

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