セックスウォッチング―男と女の自然史

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セックスウォッチング―男と女の自然史

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  • サイズ B5判/ページ数 254p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784096930151
  • NDC分類 141.74
  • Cコード C1011

出版社内容情報

「裸のサル」「マンウォッチング」など次々にベストセラーを発表してきたデズモンド・モリスの最新刊。《男女の性》を通して、男女の役割、結婚制度の変遷と意味を鋭く追求しており、豊富なカラー写真も魅力的です。

 人間の祖先は100万年以上にわたって、男女が平等な状態で暮らしていたことは、間違いない。男女にはそれぞれの役割りがあり、バランスがとれていた。しかし、農業や牧畜が始まり、余剰食物を蓄えることによって男性が村や町に居つづけることになり、男女の役割が大きく変化していった。男が社会生活の中心になり、女は育児や出産、家事などのために家の中に閉じ込められる状態になった。性的関係においても、女性が不利な状態が現代まで引き続いているのである。本書では、世界各地の「男女の性」のあり方、歴史を具体的に説明し、刺激的な写真で本当の「人間の性」に根源的に迫っている。また、商品化している現代の「性」の問題やジェンダー間の争いについても、豊富な写真と詳しい解説で鋭く切り込んでいる。

内容説明

ヒトの性はいつの時代にも人の興味をそそり議論の的となるテーマであった。「裸のサル」や「マンウォッチング」など世界的ベストセラーを著したデズモンド・モリスは、本書で男と女の違いを考察し、その役割が原始時代以来どのように変わってきたかを調べた。

目次

第1章 男と女
第2章 性の言語
第3章 愛のパターン
第4章 通過儀礼
第5章 母親のジレンマ
第6章 ジェンダー戦争

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

2
邦題はマンウォッチングに倣ったもので、原題は「ザ・ヒューマン・セクシーズ 男女の自然誌」である。本書は97年のBBCテレビドキュメンタリーがベースとなっている。おおむね文化人類学寄りの内容だが、終盤は当時の時事ネタが取り上げあられている。1996年10月に女性の安全日を画像診断する仕組みが一般利用されるようになったそうな▲最も過激な主張をしたフェミニスト運動は1967年NYで結成のSCUM(cutting up Men)。もっともA・ウォーフォルがいかれた連中でアングラ映画を撮ってたら揉めただけのようす。2017/04/29

てぬてぬ

1
ジェンダーの古今東西。写真が多くて分かりやすい。2018/04/13

たかね@心理学

1
特記すべきことはない。丁寧に細かく記述されているなぁ、と。社会学。2015/04/02

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