出版社内容情報
近年発見された白洲次郎の未発表写真を掲載
1930年代、30代の白洲次郎が商用で欧米に度々長期滞在した際に愛機ライカで撮影され、その後、近縁者以外にはその存在を知られることなく、長く埋もれていた約400カットの未発表モノクロ写真を中心に構成する写真集です。
白洲次郎が、自らピントを合わせ、シャッターを切った風景や人物には、彼の美意識の結晶のようなものが垣間見え、記録写真を超えた、一級の写真芸術がそこにはあります。
「正子」「クルーズ」「ファミリー」「ロンドン」など、テーマや被写体、撮影地毎に厳選した写真を中心に、「もしも写真家・白洲次郎が現代にその写真集を出すとしたら」という、編集コンセプトの元、ご遺族、関係者の人々の協力、監修の元実現した企画です。
愛用のライカや旅行鞄、服飾品の紹介、「白洲次郎の青春」(筆・青柳恵介氏)と題したエッセイも挿入した、白洲次郎の世界を堪能できるビジュアルブックです。
【編集担当からのおすすめ情報】
2022年は白洲次郎生誕120年、再び昭和史のヒーローに脚光が当たることでしょう。白洲ファン未見の貴重な発掘写真をメインコンテンツに据え、彼がファインダー越しに見つめた風景を通して、白洲次郎とはいかなる人物だったのかを見て、読んで、感じられる1冊です。
内容説明
昭和史のヒーロー初の写真集。30代の白洲次郎が愛機ライカで撮影。若き日に心震わせた風景や人物が鮮やかに甦る。
目次
1 撮影に用いたのは当時のライカ
2 オシュコシュの旅行用トランク
3 1930年代のパスポート
4 スリーピースのニッカ・ボッカ
5 ヒッコリーシャフトのゴルフクラブ
6 シルクハットと旅行用ケース
7 カンゴールのベレー帽
8 屋根裏に眠っていたネガ・フィルム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
takao
kaz
Go Extreme
148cm