出版社内容情報
これは、美しき透明標本の第二章。
美しき透明標本の第二章。
2009年10月刊行の写真集第一弾『[新世界]透明標本』は、魚類、無脊椎動物、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類などの標本が掲載され、37,000部のロングセラーとなりました。
第二弾となる本書のテーマは「魚の生態と造形美」。水中を自由に泳ぐ魚たちの姿と、内在する神秘的な造形を、透明標本作家・冨田伊織ならではの世界観で紹介します。
水中という、陸上とは全く異なる世界に暮らす魚たち。
透明標本となった魚たちは、何を語りかけてくるでしょうか。
【著者コメント】
透明標本。生物でありながら目に写る造形は、まるで鉱物によって形作られたかのような美しさです。
「肉質を酵素により分解、透明にし、硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色をする」という骨格研究の手法をベースとし、「命」をより身近に感じる造形作品としたく活動しています。
元来の学術標本としてはもちろん、芸術やアート作品として、哲学の世界の扉として。作品を一つのレンズとして、今までにない新しい世界を投影して頂ければ幸いです。
新世界『透明標本』が作り出す、美しくも不思議な世界をどうぞご覧ください。
【編集担当からのおすすめ情報】
○装幀デザインのフォーマットは第一弾に揃えているので、第一弾と第二弾のセット購入がおすすめです。
○写真集第二弾の発売にあわせて、透明標本の展示会が開催されます(2014/7/19-8/31群馬県立館林美術館、2014/7/19-8/31宮崎県総合博物館)。
内容説明
これは、美しき透明標本の第二章。水と魚のものがたり。
著者等紹介
冨田伊織[トミタイオリ]
透明標本作家。1983年生まれ。北里大学水産学部卒業。在学中に生物の骨格の持つ美しさに魅せられ、作品をつくり始める。神奈川県葉山を拠点に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あじ
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