167人のイラストレーターが描く 新版今昔物語

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  • サイズ B5判/ページ数 191p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784096820766
  • NDC分類 913.37
  • Cコード C0071

出版社内容情報

まったく新しい「今昔物語」の誕生です

歌舞伎などの古典芸能の演目、日本文学の原点ともいえる「今昔物語」から50編を厳選、わかりやすい現代語に再話し、和田誠、宇野亜喜良、南伸坊、安西水丸など日本を代表するイラストレーター167人が美しいイラストを添えました。
平安時代の末期に編纂された「今昔物語」は当時の説話集ですが、男女の機微、家族の情愛、恩義を忘れない動物の心など、日本人の現代の読み物としても楽しめる一方、当時の世俗、社会習慣などがよくわかり、たいへん興味深い内容です。
主なタイトル
「大蛇と力比べをする話」「人質の美女から逃げる話」「朱雀門の倒壊を当てた僧の話」「蕪を食べて身ごもる話」「死んだ妻と一夜を共にする話」「猫におびえて税をおさめる話」「美女にもてあそばれる話し」

【編集担当からのおすすめ情報】
古典文学としては名高い「今昔物語」ですが、原典で読むのはなかなか難しいものです。本書は有名な話はもちろん、読んで楽しいものを数多く選び、再話しました。各話を2名~6名のイラストレーターが担当し、それぞれの解釈で、付けた絵は、展覧会のテーマである「墨汁」を使い、より興味深い仕上がりになっています。

内容説明

176人の画家が描く167の今昔物語。

目次

一夜の契りに行く末を誓う話
僧が盗人を手玉に取る話
大蛇と力比べをする話
人質の美女から逃げる話
絵師が飛騨の工に挑む話
腫れ物を治させて逃げる話
悪霊となった妻にまたがる話
朱雀門の倒壊を当てた僧の話
親子で馬泥棒を射止める話
鷲にさらわれた少女の話〔ほか〕

著者等紹介

守谷茂泰[モリヤシゲヤス]
1965年静岡県生まれ。「スプーンしんぶん」で第十二回小学館「おひさま大賞」童話部門最優秀賞を受賞。俳人、歌人としても活躍。第十九回現代俳句新人賞、第二十一回現代俳句俳論賞、第十四回歌壇賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

12
今昔物語って、ちゃんとした本を取ると結構難しそうなんですよね。仏教説話とかが多くて。でも、この本は、イラスト満載だし、現代語訳だし、『今昔物語』ダイジェストって感じですね。怪しげな鬼たちの話は、いかにも平安朝でおもしろい。1ページに1つのイラストも魅力的。このシリーズの『イソップ物語』より、イラストレーターの個性が出ていたように思います。それにしても、宇野亜喜良氏の表紙、大胆かつ艶っぽいですね。2015/04/25

ヒラP@ehon.gohon

9
今昔物語の中の五十話は、知っている話もはじめての話もあるのですが、軽いタッチで再話された物語には、ちょっと大人テイストの味わいがありました。 それ以上に167人の絵本作家やイラストレーターが、物語を題材に遊び心たっぷりで描いた絵で競いあっているところは、話と見比べて楽しさいっぱいです。 ちょっと絵本から離れて、今昔物語を楽しむ本ですが、絵本になったお話の多いことにも驚きます。2017/06/10

どら母 学校図書館を考える

8
表紙が色っぽくて、その辺に放置しておけないな。 今昔物語ってネタの宝庫2017/07/01

mercury

5
必ずしもイラストと物語があっているものばかりではないと感じたが、面白さ、怖さ倍増のイラストもあり、いろいろだ。半数くらいは美大を出ていないらしいのもへえ、そうなんだという感じ。2013/10/29

きゆやすか

5
最初はイラストレーションだけを楽しむつもりでしたが、結局、物語も楽しんでいました。2013/10/05

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