出版社内容情報
鉄道廃車体、廃線跡が織りなす、究極の美!
廃車として打ち棄てられた鉄道車両。錆つき、草生す廃線跡。役割を全うして、あるいは志半ばで、命を失い周囲の景色に同化していく彼らの姿は、束の間にだけ現れる、人間と自然の営みが融合した奇跡的なアートである。大地と文明が生み出した森の奥に横たわる、鋼鉄の冷たい肉体――それは、儚く、そして哀しい、2度と目を覚ますことのない「SLEEPING BEAUTY(眠れる森の美女)」と呼ぶにふさわしいものではないだろうか。彼女たちの肢体は、3・11大震災によって、否応なく突き付けられた「人間の生み出した文明と、自然との共存、共生」についても、ある種の視点を示唆するものである。「朽ち果てた夢の超特急」の写真で彗星のように現れた(本作品を収録した『棄景』で日本写真協会新人賞受賞)廃墟写真の第一人者が、満を持して放つ、鉄道廃墟写真の決定版!!
【編集担当からのおすすめ情報】
編集担当者は丸田写真を敬愛する鉄道ファン。そうした多くのファンの気持ち(鉄ゴコロ)を考えると、廃車の写真が掲載されるなら、それぞれの現役時代も非常に気になるはずっ!!――ということで、すべての掲載車両についての、基本データを巻末に記載!!鉄道ファンの痒いところに出来る限り手を届かせる、親切設計に仕上げました!!もちろん、これをアート(美)として捉えて、非テツの女性の方に手を伸ばして頂くのも、大歓迎です!!
内容説明
朽ち果てた鉄道車両。錆びた線路―。命を失い景色に同化していく鋼鉄の者たち。自然と文明が織りなす森の奥、目覚めることなき、その姿は“SLEEPING BEAUTY”と呼ぶに相応しい。巻末に、著者自身による車両解説及び現状データ掲載(各車両の現役時代写真も多数)。
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感想・レビュー
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ニッポンの社長ケツそっくりおじさん・寺
shibatay
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たくのみ
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