太平記〈1〉巻第一~巻第十一

太平記〈1〉巻第一~巻第十一

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  • サイズ A5判/ページ数 638p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784096580547
  • NDC分類 918
  • Cコード C1393

出版社内容情報

頭注・原文・現代語訳が同一ページ。二色刷

南北朝五十年にわたる公武の抗争を描いた、軍記物最大の長編『太平記』四十巻。本書は四分冊の一。巻一?巻十一、後醍醐天皇を中心とする討幕の動きと鎌倉幕府の滅亡までを収める。類書は多く江戸期に成立した流布本を底本とするが、本書では室町中期に書写されたといわれる史実性の高い天正本を初翻刻。精密な語注と問題点を深く掘り下げた鑑賞注、なめらかな現代語訳でシリーズ初登場。

目次

巻第一(相模守高時権柄を執る事;京都に両六波羅を居ゑ鎮西に探題を下す事;飢人窮民施行の事;実兼公の女后妃に備はる事;公廉の女御寵愛の事 ほか)
巻第二(石清水并びに南都北嶺行幸の事;東使上洛円観文観等召し捕りの事;俊基朝臣再び関東下向の事;長崎高資異見の事 ほか)
巻第三(先帝笠置臨幸の事;六波羅勢笠置を責むる事;東国勢上洛の事;笠置城没落の事 ほか)
巻第四(笠置城の囚人罪責評定の事;八歳の宮御歌の事;一宮并びに妙法院流し奉る事;元朝俊明極渡朝の事 ほか)〔ほか〕