出版社内容情報
片桐 洋一[カタギリ ヨウイチ]
著・文・その他/翻訳
福井 貞助[フクイ テイスケ]
著・文・その他/翻訳
高橋正治[タカハシマサハル]
著・文・その他/翻訳
清水 好子[シミズ ヨシコ]
著・文・その他/翻訳
内容説明
頭注+原文+現代語訳。「三段組の古典」決定版誕生。基本的作品を網羅。権威ある執筆陣、最新の研究成果。読みやすい二色刷。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミヤト
7
いずれも似通ったテイストになっている。歌物語。恋愛模様をいくつも語っているので、作品同士で類似している箇所が見当たったり、同一作品の中でも似たようなストーリーが出てきたりして興味深かった。和歌の返答のパターンや掛詞・序詞などのテンプレをぼんやりと理解できたのは大きい。2022/09/08
たんぽぽ
7
竹取物語の部分しか読んでいないが、「読んでる本」のコメントは備忘録として使えないのではと、こちらにお引っ越し。2018/10/31
Chicken Book
5
9/29 竹取物語。2021/09/29
梅
2
『竹取物語』しかも現代語訳だけ読みました。本文をチラチラみつつ、頭注見つつですが、面白かったです。小さい時に読んだ『かぐや姫』のお話しのかぐや姫よりも、意思をしっかりと持つ女性としてかぐや姫は描かれています。後半はSFの世界でした。古典は読み直すと面白いと思いました。星新一の『竹取物語』のストーリーはもう思い出せませんが面白かったなという思い出のもとこちらも再読したいとおもいます。2025/07/09
りょく
1
日本に現存する最も古い物語の形態である。『竹取物語』は大学の講義やレポートを通して既存の説だが「内と外」が解釈のヒントになると感じた。『伊勢物語』は姿勢を伸ばして読まなくてはならないような整った体裁をしているように思えたが、解説で清水好子氏が「日常性」というキーワードで語るように『平中物語』は肩の力を抜いて気楽に読める感じがした。『大和物語』は、歌物語のごった煮という印象で、格調高いものから日常的なものまで集めまくった感じ。まだ言語化できていないが、物「語り」と文字テクストの間の揺れを感じた作品だった。2020/05/24
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- 和書
- 2020年日本はこうなる