出版社内容情報
社会構造の変容に伴い教育現場も多様性と複雑さを増している。その現実に向き合い、これから教育を考える視界が広がる教育学入門。
内容説明
教育の過去・現在、そして未来へ。“わたし”の経験が学問につながっていく。
目次
第1部 教育学へのいざない(教育学が向き合う教育の変化;教育学のイメージを広げる―教育学を学ぶ意味の多様性;教育学を学ぶためのポイント―専門用語を習得していく)
第2部 教育・教育学の展開(貧困世帯の子どもと学校;ともに学ぶ教室―外国につながる子どもたち;「性」について考える―ジェンダーと性の多様性 ほか)
第3部 教育・教育学の未来へ(世界とつながる教育―ICTを活用した教育実践;地域と学校の連携―中山間地域の高校魅力化と地域人材育成;変わる男女のキャリアデザイン ほか)
著者等紹介
植上一希[ウエガミカズキ]
福岡大学准教授
寺崎里水[テラサキサトミ]
法政大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パリティ。
3
電子図書館で読み終えました。提供してくださった篤志の方々に深く感謝をいたします。2024/06/28
左手爆弾
0
教育学の入門書なのだが、複数の著者による執筆なので、内容の一貫性はない。教育の現場は変わりつつあるので、自分が学生の頃を想像してはいけない。教育学とは教育を批判的に考察するための役割を持つ。学校は今や様々なアクターが関わるプラットフォームとしての役割が期待される。制服の位置付けも時代とともに変わる。中学校で家庭科が必修になったのは1993年から等。で、教育学は現実の実践を扱いすぎていて、学問として学んでいくのは難しそうだなと思った。2022/12/25
鵜殿篤
0
大学一年生向けに、教育学の役立ちポイントを解説しています。特に教員を目指さない人も、対象にしています。 子どもの貧困・外国籍の子ども・性・いじめ・制服・進路など身近なトピックや、ICT・地域連携・AIなど最新トピックを扱います。教員にならなくとも、目の前の現実や自分の人生を考える際に、教育学の知見はとても役に立ちます。2019/08/27