江戸の絵師「暮らしと稼ぎ」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096261408
  • NDC分類 721.025
  • Cコード C0021

出版社内容情報

尾形光琳と英一蝶――元禄時代を代表する二人の絵師の対照的な生涯はどうして起きたのか。さらに円山応挙、伊藤若冲、葛飾北斎ら民間絵師たちから、狩野派を中心とする御用絵師たちの生活振りはどうだったのか。仕事、収入、パトロンなど、知られざるエピソードを掘り起こし、「江戸の絵師」の実像に迫った異色の美術書。

安村 敏信[ヤスムラ トシノブ]
著・文・その他

内容説明

収入、住まい、家族、友人、パトロン、事件、いじめ、異性関係―、探幽から暁斎まで、江戸時代絵師150人の仕事とプライバシー。江戸期の絵師事典付き。江戸文化歴史検定受検者も必携。

目次

第1章 光琳と一蝶(豪商の次男、光琳;「幇問」英一蝶)
第2章 民間絵師の暮らし(絵師の仕事;民間絵師の稼ぎと生計;絵師になる方法;パトロンと交遊関係)
第3章 御用絵師の暮らし(奥絵師の仕事;御用絵師の給料;奥絵師はどれだけ偉いのか)
第4章 絵師の私生活(絵師の人柄;家族;住まいと墓)

著者等紹介

安村敏信[ヤスムラトシノブ]
1953年、富山県生まれ。東北大学大学院修士課程修了。近世美術史専攻。現在、板橋区立美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

井月 奎(いづき けい)

33
この本を読むと、すごい絵を描いた巨人たちが等身大の人間としていきいきと脳裏に現れます。池大雅が筆を忘れて旅路についたとき、妻が追いかけて筆を渡したところ「どこのどなたか存じませぬが、助かりました。ありがとうぞんじます」と礼を述べて立ち去り、妻も心得たもので、そのまま帰ったということです。旅先での画業のことしか頭にないのでしょう。絵師とは、芸術家とはそういうものなのかもしれません。そのほかにも収入のことや修行のこと、興味深いことがたっぷりと書かれています。絵に血が通っていることを教えてくれる良本です。2018/04/05

baba

12
「ごんたくれ」副読本として読む。絵師の暮らし、私生活、絵師の人柄、家族関係まで覗けるようで面白い。「芦雪と蕭白を大胆奔放VSエキセントリック」で「虎図襖」「竜図襖」「群童遊戯図屏風」を紹介している。2015/06/23

雅櫻

10
どれくらい稼いでいたのか、奥さんは何人いたのか、子供はどこに嫁がせたのか、知り得るかぎりに書かれています。曾我蕭白みたく、自分の好みの絵を書き続けるというのはやはり困難だったのですね。この本で林十江と葛飾応為を知ることができ、好きになりました。2013/11/16

六点

2
絵に才能が無ければ絵師にはなれないの当たり前であるが、さりとて絵師になったとは言え十分な収入を得られないこともあり、才能があっても認められないこともあり、死後急速に忘れられてしまうこともまた多い。優れた絵師であっても世間と時間の荒波を漕ぎ渡るのは随分難しいものである。実に世知辛い気分になれる良い本である。2016/10/23

ムク

1
夢枕獏の「大江戸釣客伝」に登場した英一蝶を知りたくて手に取る。夢枕氏の描写が素晴らしかったことが裏付けられた。2011/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/298312
  • ご注意事項

最近チェックした商品